はじまりは、再会の後から 〜二人のイケメンからプロポーズされて困惑しています〜
最終話 ここから始めよう
千雪の会社、片平工務店の屋外駐車場には、下を向いて目を潤ませている清香と、一定の距離を空けてその姿を見守る哲平と千雪が佇んでいた。
そして、少し離れた空きスペースに哲平の車が停めてあるのだが、その隣に、もう一台の車が停まった。
車から降りて来たのは、黒縁めがねをかけたスーツ姿の男性だった。二十代後半であろう彼は、焦った様子で駆けて来た。
「もう……上原さん、何やってるんですか!」
彼は走りながら、清香へ抗議の言葉を投げた。そして哲平の方へと近寄って来る。
「八奈見さん。瀬戸さんの護衛、ありがとうございます。嫌な予感がしてたんですよね。ほらぁ、案の定じゃないですか」
哲平は青年に、軽く会釈をした。ぺこりと会釈を返した彼は、千雪へ視線を移した。
そして、少し離れた空きスペースに哲平の車が停めてあるのだが、その隣に、もう一台の車が停まった。
車から降りて来たのは、黒縁めがねをかけたスーツ姿の男性だった。二十代後半であろう彼は、焦った様子で駆けて来た。
「もう……上原さん、何やってるんですか!」
彼は走りながら、清香へ抗議の言葉を投げた。そして哲平の方へと近寄って来る。
「八奈見さん。瀬戸さんの護衛、ありがとうございます。嫌な予感がしてたんですよね。ほらぁ、案の定じゃないですか」
哲平は青年に、軽く会釈をした。ぺこりと会釈を返した彼は、千雪へ視線を移した。