はじまりは、再会の後から 〜二人のイケメンからプロポーズされて困惑しています〜
入社して半年ほど経ったある日。だいぶ仕事にも慣れて、何とか千雪のアシストをこなせるようになった頃。梨乃は確認ミスをして、顧客に迷惑をかけてしまった。
(やばい、怒られる。誠心誠意、謝罪しなきゃ)
こういう場面で梨乃は、ここぞとばかりに非難されることが多かった。外見だけで中身が無い奴というレッテルを貼られ、梨乃には関係のない日頃の鬱憤までも浴びせられる。
こういうことが無いように、梨乃は日々精一杯の努力をしているつもりだ。しかし、今回は完全に自分のミスである。
梨乃は先ず、千雪に謝罪した。深々と頭を下げて反省の言葉を口にした。そして顧客にもお詫びをしたいと伝えた。ところが、千雪は驚いて笑いながら言ったのだ。
「えー!そんなに気にしなくていいよ。私の指示が伝わり辛かったのもあるからね。大丈夫、大丈夫。浅田ちゃんは良くやってくれてるよ。いつも助かってる、ありがとう」
梨乃は目を丸くした。
「顧客の方は怒っていませんでしたか?瀬戸さんが責められたのでは?」
「あぁ、全然!全然ってことも無いけど。でも顧客の方とは常にコミュニケーションをとって、信頼関係を築いているからね。アフターケアもきちんとしたし。平気だよ」
「え?本当に大丈夫だったんですか?結構大きなミスでしたよね?」
梨乃は詰め寄った。しかし、千雪はへらっと笑った。
「うん、心配ないよ」
「どうやって許してもらったんですか?」
「うーん、どうって言われても。信頼関係かな?この人になら任せられる。どうにかしてくれる。そう思ってもらえるように、私も頑張っているからね」
(そう思ってもらえるように頑張る……)
(やばい、怒られる。誠心誠意、謝罪しなきゃ)
こういう場面で梨乃は、ここぞとばかりに非難されることが多かった。外見だけで中身が無い奴というレッテルを貼られ、梨乃には関係のない日頃の鬱憤までも浴びせられる。
こういうことが無いように、梨乃は日々精一杯の努力をしているつもりだ。しかし、今回は完全に自分のミスである。
梨乃は先ず、千雪に謝罪した。深々と頭を下げて反省の言葉を口にした。そして顧客にもお詫びをしたいと伝えた。ところが、千雪は驚いて笑いながら言ったのだ。
「えー!そんなに気にしなくていいよ。私の指示が伝わり辛かったのもあるからね。大丈夫、大丈夫。浅田ちゃんは良くやってくれてるよ。いつも助かってる、ありがとう」
梨乃は目を丸くした。
「顧客の方は怒っていませんでしたか?瀬戸さんが責められたのでは?」
「あぁ、全然!全然ってことも無いけど。でも顧客の方とは常にコミュニケーションをとって、信頼関係を築いているからね。アフターケアもきちんとしたし。平気だよ」
「え?本当に大丈夫だったんですか?結構大きなミスでしたよね?」
梨乃は詰め寄った。しかし、千雪はへらっと笑った。
「うん、心配ないよ」
「どうやって許してもらったんですか?」
「うーん、どうって言われても。信頼関係かな?この人になら任せられる。どうにかしてくれる。そう思ってもらえるように、私も頑張っているからね」
(そう思ってもらえるように頑張る……)