はじまりは、再会の後から 〜二人のイケメンからプロポーズされて困惑しています〜
7話 事件です
次の日。
千雪が出社すると先に来ていた梨乃が、いつものようにキャスター付きの椅子に座ったまま近づいて来た。
「おはようございます、瀬戸さん。さぁ報告していただきましょうか。ちゃんと解決しましたか?」
梨乃はさらりと髪を耳に掛け、聞く体勢は万端だ。
「うん。浅田ちゃんのお陰で解決です!あの言葉の理由が分かりました」
千雪はぐっと親指を突き上げた。
「それとね!次の日曜三時から、ティエドゥールを貸し切って、二人でお茶してくれるんだって。お店の貸切りなんて私、初めてだよ」
千雪は夢見る乙女のような表情で梨乃に語った。ただ、恋愛管轄の話は、長くなりそうなので割愛させてもらおう。
梨乃は、まるでお母さんのように、にこやかな笑みを浮かべた。そして千雪にぐっと近寄る。
「そうですか、良かったですね。じゃあこれで翔也くんと気兼ねなく付き合えますね」
「え?」
千雪は驚いて梨乃に聞き返す。
「え?」
梨乃は聞き返されたことに驚いて、千雪に聞き返す。
千雪は一瞬、昨日の話がばれたのでは?と、焦ってしまった。
翔也のことは好きだ。それは間違いのない事実である。ただ、心のどこかで翔也と哲平を比べる、汚い自分がいるのだ。どちらも過去に諦めた恋心だったから。
千雪が出社すると先に来ていた梨乃が、いつものようにキャスター付きの椅子に座ったまま近づいて来た。
「おはようございます、瀬戸さん。さぁ報告していただきましょうか。ちゃんと解決しましたか?」
梨乃はさらりと髪を耳に掛け、聞く体勢は万端だ。
「うん。浅田ちゃんのお陰で解決です!あの言葉の理由が分かりました」
千雪はぐっと親指を突き上げた。
「それとね!次の日曜三時から、ティエドゥールを貸し切って、二人でお茶してくれるんだって。お店の貸切りなんて私、初めてだよ」
千雪は夢見る乙女のような表情で梨乃に語った。ただ、恋愛管轄の話は、長くなりそうなので割愛させてもらおう。
梨乃は、まるでお母さんのように、にこやかな笑みを浮かべた。そして千雪にぐっと近寄る。
「そうですか、良かったですね。じゃあこれで翔也くんと気兼ねなく付き合えますね」
「え?」
千雪は驚いて梨乃に聞き返す。
「え?」
梨乃は聞き返されたことに驚いて、千雪に聞き返す。
千雪は一瞬、昨日の話がばれたのでは?と、焦ってしまった。
翔也のことは好きだ。それは間違いのない事実である。ただ、心のどこかで翔也と哲平を比べる、汚い自分がいるのだ。どちらも過去に諦めた恋心だったから。