男女に友情は存在しない。
スマホを触りながら、待っていたけど…どこか上の空で頭には何も入ってこない。
新くんと喧嘩した時もそうだった。
どう思われてるのか考えるのが怖くて…必死にスマホを触って自分の気持ちを誤魔化して。
私は彼氏ができるとこうなる体質らしい。
太陽に関して、友達だった時は嫌われることなんて恐れたことさえなかったのに…本当に人は一瞬で変わる。
いい意味でも、悪い意味でも。
今は、好きでいてほしい気持ちでいっぱいで必死。
太陽は私に「人が変わる」と言い放ったあの頃。
根っこは変わらないと信じていたけど…それは変わってほしくなくて、ただ私が思い込んでいただけ。
けど、変わったから私たちは付き合い始めたわけで…
もしかしたら、
太陽のパパが引き合わせてくれたのかもしれない。
それだったら嬉しいな。
この短時間で、色々な事を考えていた。
考えないなんて今の私には難しかったけど…でも、やっぱり最悪な事も考えてしまう。
「無理だから」って、言われたらどうしよう。
そう言われたら、抵抗せず帰った方がいいのかな何て。
『はぁ〜』
1秒、1分が長くて…でも、待つしかなかった。