男女に友情は存在しない。





太陽の布団でゴロゴロしてたら、微かに階段を登ってくる足音が聞こえた。






『帰ってきたかな』





ベッドから立ち上がって…ドアを開けようとしたら、私の意思とは反対にドアが開いた。






そこには太陽がいて何も考えず抱きついた。





「もうお前と友達感はないな」

『友達に戻りたいの?』

「このままでいい」と、言うと太陽からキスをされた。





キスされたまま、私は太陽の首に手を回して抱きついて…足も、太陽の体に絡みついたらそのまま抱っこしてくれてベッドに連れて行かれた。






『好きにさせる天才だね』

「やっぱり?」

『自分で言わないで』

「できる男は違うな」






そう言って、調子に乗っている。

けど、なんだかいつもの太陽で安心した自分もいた。







『太陽がアメリカから帰って来たら孤独死してるかも』

「じゃ毎日襲って、充電しとかないとな」




と、

言ってキスだけの力でベッドに倒され胸を揉まれた。






『ママにバレるって』





自分もなかなか冷静だった。






洋服の上から触って来たから、感じることもなく…別に何とも思わなかった。







むしろ、2人の空間ならそれくらい受け止める。


でも、実家で襲われるのは…少し気まずさがあるかも。







『今日、一緒に帰る?』

「俺の家はここだけどな」

『じゃ、1人で帰る』

「すぐ怒らないの」

『太陽に言われたくない。さっき怒ったの誰?』

「ごめんって」






珍しく、太陽が折れてびっくりしてしまった。






『一緒に帰りたい』






そうやって言うと、太陽は何も言わずキスをして来た。






『ママに梨紗と付き合ってること言った?』

「言ってないけど、多分察してると思う」

『ちゃんと言わないとわからないじゃん』

「恥ずかしい」







そう言って、顔を手で覆って自分で笑っていた。




今日は絶好調すぎた。

私の家で、言い合いをしていた太陽とは別人だった。




私と会えて嬉しかったのかな。

うん、そうじゃなくてもそういうことにしとこう。






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