男女に友情は存在しない。




『いつも見送ってくれるのはママだけだからね』


と、

駅に向かいながら太陽に愚痴ってしまった。





そしたら、ポジティブ男は「みんな俺のことが好きなんだな」だって。





今日、いつもに増してお調子者すぎない?




呆れすぎて『そうだね』と相槌を打ったら怒ったと思ったみたいで顔を覗いてきた。






太陽に覗かれた私は目が合ったタイミングで笑った。





怒るのも疲れるのよ。





電車に乗って1時間半。再び2人で帰ってきて安心した。






安心したからか、同時に疲労も凄くて…

ちゃんとご飯も食べてないから尚更な気がするけど。








最寄り駅から家の帰り道をゆっくり歩いてたら肩に手を回してきて…疲れてるのに体重をかけてくる馬鹿。






『嫌がらせ?』

「疲れてそうだったから背中押してあげてるんじゃん」

『重いから離れて』




「そうですか」と、言うと私から離れるようにして私の前を歩いていた。





何なの。この人。

彼女の言うがままに離れる人っているの?






これが友達から恋人になった人の乗り越えなきゃいけないところなんだろうか。





それとも、太陽がこういう人なんだろうか。






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