男女に友情は存在しない。






それから間もなく帰ってきたけど…急いでる感はなくていつも通りの太陽だった。






「ただいま」






と、言って部屋に入って来た太陽に抱きついた。

というか、飛びついたと言った方が正しいかも。








「残業だった、ごめん」

『おかえり』







太陽は私を抱っこしたままベッドに座って、私の顔を見るなり「どうした?」と聞いてきた。





私ってそんなわかりやすいかな。

それか、今までの関係値で築き上げたものなのかな。





でも、恋人の顔を見せているのはここ3週間の話だし…やっぱり私がわかりやすいだけかな。











『帰ってくる途中に元彼から連絡がきて…』

「それは、会いたくて悩んでる顔なの?」

『会いたくない』

「やっぱり、俺に勝てるやつはいないよな」






と、笑って言った太陽。





なんか、救われた気がした。




私は自分から太陽にキスをしたら笑われた拍子に変に胸を掴まれて感じてしまった。

怒った表情をしたら笑われて、早々に煙草を吸いに行ってしまった。




寂し。

私はとりあえず、切り替えてご飯の支度をした。





ご飯の支度をしてる間に煙草休憩から帰って来た太陽はそのままお風呂に直行したみたい。





仕事帰りの私たちはいつもこんな感じ。




今日は、新くんのことがあったから…自分も少し不安定でスキンシップしたけど、ここ最近はあんまりなくて。






寝る直前にキスするくらいかな。





付き合ってから早々に連続で襲われていたから正直、太陽の性欲に着いていけるかなって心配してたけど…あれから一度も襲われてないし。






けど、アメリカに出張に行くから忙しいみたい。






考えるだけで不安定になりそうだから、あんまり考えないようにしてるけど…考えたら本当にキツい。






最後の日なんて、絶対泣きそうだもん。




一生、会えないわけじゃないけど…1ヶ月会えないのは重症すぎて、話にならないレベル。





1日でさえ、不安定になるのに…どうしたらいい?

今はとりあえず、『考えない』のが1番いいかも。







お風呂から上がってきた太陽と一緒にご飯食べて、食べ終わった後に私はお風呂に入った。





1人になると、つい新くんの事も考えちゃったけど…考えるだけ時間の無駄。





今は太陽との時間を大切にしようと思った。





お風呂から上がったら太陽は仕事をしてて、私はお先に布団に入って寝ていた。







『先に寝るね、おやすみ』

「はいはい」





私も繁忙期の時期はこんな感じだけど…太陽の会社は今が繁忙期なのかな。




邪魔をしない程度に応援している。

太陽からしたら、邪魔をしてる時があるかもだけど…






まぁ怒られないからいいでしょう。






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