男と女に友情は存在しない。




次の日は実家にある洋服で出社して、その帰りに太陽の家に行った。




チャイムを鳴らして、少し待っていると「梨紗来てくれたの?」と、お母さんが出迎えてくれた。

お邪魔すると、ご飯の時間だったみたいで…兄弟4人はリビングで大集合していた。




太陽にも連絡をしないで来たからびっくりしていた。





『あれ、太陽パパは?』

「家にずっと置いとけないから移動したよ」

『会えると思ってたのに』





太陽に会いにきたつもりだったけど、お父さんにも会えると思っていたから残念だった。




想像外にご飯までご馳走になっちゃって…



数年ぶりにみんなでご飯を食べたけど、みんながみんなに気を遣っている感じがして胸が苦しくなった。






お父さん、天国から見てるかな。



みんなが元気がなくて、暗くて…お父さんが1番求めていない光景なんじゃないかな。

元気なお父さんだったから、こんな早く天国に行くのは間違いだったって今頃後悔してると思う。





その後、私は太陽の部屋に行って話をした。




『どんな感じ?』

「なんか、上の空って感じ」

『お葬式終わるまで忙しいね』 

「金もかかるし、忙しいし…まじで何してくれてんのって感じ。なんか、悲しいけど怒りもある。複雑かも」

『パパも悔しいと思うよ。だって、まだ小さいのに』

「じゃ、死ぬなよって話じゃん」





太陽は悲しみより怒りの方が強いみたい。


わからなくもないよ。

ただ、一つだけ言えるのは絶対に死にたくなかった。



と、いうこと。




でも、悲しみに浸ってる人に対して否定するのもどうかと思うから頷いて聞いていた。









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