男と女に友情は存在しない。




それ以降、太陽には会わなかった。




多分、太陽は沙良から私のことを聞いたのか連絡さえして来なかった。




大丈夫かな、と思う。



不意に太陽のことを思い出す事もあったけど…沙良から何も聞かないから安心していた。




真っ直ぐ家に帰って、ご飯を作って待つ。

土日は、新くんと一緒に過ごす生活を半年間送った。





私は人生で初めて友達を捨てて、彼氏を選んだ。




仕事終わりに久しぶりに沙良と2人で会う約束をした。

それも、新くんが友達と遊ぶのを見計らって予定を入れた。





『久しぶりーーー沙良!!!』

「久しぶりすぎる!元気だった?」

『めっちゃ元気よ』

「たくさん話そ!」





私が個人的に前々から気になっていた焼き鳥屋さんを予約していたから、そこに向かった。



沙良に会うとまじで安心する。

何、この安心感。久しぶりの感覚で最高すぎた。





「『かんぱーい!』」




沙良はビール、わたしはカクテルを頼んで早速乾杯した。




「最近どうなの?」

『うん、まぁまぁよ』

「梨紗の気持ち的には大丈夫なの?」

『うん、大丈夫』

「梨紗の幸せが1番だよ」

『なんか、嫌いになれなくて…』

「気持ちがあれば乗り越えられる気がするよ」

『頑張ります』

「頑張りすぎたら辛いからのんびり」

『ありがとう沙良ー!!』




と、言ってハイタッチした。








最近は、新くんがいない時しか出かけられなくなって…もしかしたら、そういうのを見て沙良は心配してくれてるのかもしれない。




けど、たまに自分でも思う。

このままでいいのかなって…けど、別れられない。





これが依存なのかも。






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