懐かない猫の取扱説明書。
クラスに激震が走った次の日、見たことない光景がクラスで見られた。
「日向さん!日向さん!」
「起きて!昨日の如月先輩たちのことを聞かせて!」
「なんなら紹介して!!」
今まで空気のように扱ってきた日向の元に派手目な女子が集まっていた。
机をガタガタ揺らされて起こされた日向はゆるゆると顔をあげる。
男子たちは「あぁ、姫のおネムの時間が・・・」「可哀想に・・・」と言いながらも興味があるようで事の続きを待つ。
「日向さん聞いてる!?」
「如月先輩達との関係性って何!?」
段々と日向のマイペースぷりに苛立っているのが強くなった口調から読み取れる。
「・・・・・。」
何か考えてるのだろうか。
何も言わずに頬杖をついて窓の外を眺める彼女。
いや、そんだけ囲まれててその態度出来るメンタルは凄い。
「ちょっと!!聞いてる!?」
「・・・・・少なくとも、寝てる人の机をガタガタして起こすような人のことは好きじゃないと思う。
てゆうか、誰?私と友達だっけ?」
静かに爆弾を投下した。