Ribbon ~囚われた天使~
「俺やりますよ」
手を挙げたのは、笑弥くん。先生も嬉しそうに頷いている。
きっと内部組だから、先生からの信頼も厚いのかな。
「じゃあ、犬咲くんにお願いします。次の時間からは挨拶もね」
「はい」
笑弥くん、リーダータイプなんだ・・・!頼もしいな。
「まず教科書を配布し、次に選択授業を決めてもらいます」
あ、そっか・・・高校からは選択授業になるのか。
なにを選ぼうかな・・・たしか音楽とか美術とかだよね。
音楽は、楽器とか歌とか作曲とか、学校ごとにやることが違うらしいから、それ次第かな。
♡───────────────────────♡
高校、教科書の他に問題集が多いな・・・。
解説、取り上げられちゃったし・・・。
「次に選択授業です。紙を配りますね」
配られたのは、空欄の四角が下の方にいくつか書いてある紙。
上半分には選択授業が書いてあって・・・ん?
「説明をしますね。選択授業は美術、音楽、書道、体育、情報処理、種族学の6つです。音楽は軽音楽が中心、種族学は人外種について学びます。話し合いは可としますが、最終的には自分の意志で決めるように」
種族学なんて初めて聞いた・・・。
人外種と人間が集まる、葉月学園特有の授業かな。
「澪りん、なににする?」
「ん-・・・私は種族学かな。人外種についてあまり詳しくないから・・・」
人間のみが通う小中学校に通っていたのもあるけど、人外種については最低限の知識しかないのだ。
「じゃあ、俺も種族学」
「俺も」
「え?2人はもう学ぶ必要ないんじゃ、」
人外種のことは、人外種は一番詳しいはずだ。
今更人間と一緒に学ぶ必要はないと思うんだけど・・・。
「澪りんと同じがいいから」
「種族学で決定ね」
えぇ・・・本当にいいの?無駄な時間になるかもしれないのに?
人間が『人間は人間から生まれ、血と肉と骨・・・』みたいに学んでるようなものじゃないの?
案の定、先生に紙を提出したときには苦笑された。
『本当にそれでいいんですか?』
と2人は何度も確認されてたし。
これじゃ、なんだか私が強制したみたいだ・・・。
「改めて人外種のこと学べるチャンスだね」
「慧伊くん・・・」
気を遣われている。
それはそれで申し訳ないよ。
「人外種って案外、他の奴らに興味ないから。俺らも鬼族のことなんて全く知らないし」
「朧くんまで」
納得できそうでできないよ。
全く知らないことはないでしょう、仮にも同じ生徒会なんだから。
「気にしたら負けだって。なぁ凛牙?」
「・・・ん」
しかも凛牙くん、さっきから全く話さないね。無口どころじゃないような。
そんな凛牙くんに対しても、慧伊くんは気にした様子はないし。
きっといつものことなんだろう。
手を挙げたのは、笑弥くん。先生も嬉しそうに頷いている。
きっと内部組だから、先生からの信頼も厚いのかな。
「じゃあ、犬咲くんにお願いします。次の時間からは挨拶もね」
「はい」
笑弥くん、リーダータイプなんだ・・・!頼もしいな。
「まず教科書を配布し、次に選択授業を決めてもらいます」
あ、そっか・・・高校からは選択授業になるのか。
なにを選ぼうかな・・・たしか音楽とか美術とかだよね。
音楽は、楽器とか歌とか作曲とか、学校ごとにやることが違うらしいから、それ次第かな。
♡───────────────────────♡
高校、教科書の他に問題集が多いな・・・。
解説、取り上げられちゃったし・・・。
「次に選択授業です。紙を配りますね」
配られたのは、空欄の四角が下の方にいくつか書いてある紙。
上半分には選択授業が書いてあって・・・ん?
「説明をしますね。選択授業は美術、音楽、書道、体育、情報処理、種族学の6つです。音楽は軽音楽が中心、種族学は人外種について学びます。話し合いは可としますが、最終的には自分の意志で決めるように」
種族学なんて初めて聞いた・・・。
人外種と人間が集まる、葉月学園特有の授業かな。
「澪りん、なににする?」
「ん-・・・私は種族学かな。人外種についてあまり詳しくないから・・・」
人間のみが通う小中学校に通っていたのもあるけど、人外種については最低限の知識しかないのだ。
「じゃあ、俺も種族学」
「俺も」
「え?2人はもう学ぶ必要ないんじゃ、」
人外種のことは、人外種は一番詳しいはずだ。
今更人間と一緒に学ぶ必要はないと思うんだけど・・・。
「澪りんと同じがいいから」
「種族学で決定ね」
えぇ・・・本当にいいの?無駄な時間になるかもしれないのに?
人間が『人間は人間から生まれ、血と肉と骨・・・』みたいに学んでるようなものじゃないの?
案の定、先生に紙を提出したときには苦笑された。
『本当にそれでいいんですか?』
と2人は何度も確認されてたし。
これじゃ、なんだか私が強制したみたいだ・・・。
「改めて人外種のこと学べるチャンスだね」
「慧伊くん・・・」
気を遣われている。
それはそれで申し訳ないよ。
「人外種って案外、他の奴らに興味ないから。俺らも鬼族のことなんて全く知らないし」
「朧くんまで」
納得できそうでできないよ。
全く知らないことはないでしょう、仮にも同じ生徒会なんだから。
「気にしたら負けだって。なぁ凛牙?」
「・・・ん」
しかも凛牙くん、さっきから全く話さないね。無口どころじゃないような。
そんな凛牙くんに対しても、慧伊くんは気にした様子はないし。
きっといつものことなんだろう。