Ribbon ~囚われた天使~
♡───────────────────────♡
「・・・ここ、ですか」
「あぁ」
連れてこられた校舎内のスーパー。
そこは街中にもあるスーパーで、でも『お金持ちが入るスーパー』と言われるスーパーだった。
すべて質がいい分値段も高く、普通のスーパーの2倍ほどする。
このスーパー、入るの初めてなんですけど・・・。
「まずなにをつくるかだよな。澪はなに食べたい?」
「えぇ・・・うーん、美味しいもの?ですかね?」
「そりゃそうだろ」
咄嗟に思いつかずそう答えると、朧くんの冷静なツッコミが入った。
いや、だって・・・まだ夜じゃないから特に思いつかないし、ここで『小籠包!』『ピザ!』と答えても作れないし。
あ、ピザなら売ってるか。
「この中だったら朧が料理できるからな」
「あ、私もできるので作りますよ」
ここで朧くんの名前しか挙がらないということは、それ以外は料理が出来ないんだろう。
だとしたらいくら私の歓迎会でも、私も一緒に作るべきだ。
「朧くん、なに作る?」
「う~ん・・・王道でハンバーグとか?」
やっぱりそうだよね、ハンバーグとかグラタン、ペッパーランチ、唐揚げ・・・。
「タコ焼き器とホットプレートもあるぞ」
タコ焼き器にホットプレート・・・!じゃあタコパもお好み焼きもできる!
あとはフライドポテトにパスタ、チーズフォンデュもいいな・・・!
「ハンバーグとたこ焼きと・・・」
首をかしげながら朧くんが口に出し、慧伊くんや先輩方の目がキラキラと輝いていく。
そ、そんなに朧くんのご飯美味しいのかな・・・すごく楽しみ・・・!
「チーズフォンデュとかはどう?」
「いいね、じゃあそうしよう。ハンバーグとたこ焼きとチーズフォンデュ」
わぁ・・・すごくパーティーだ!
8人もいるからたくさん材料が必要だし、タダなのは有り難すぎる。
「朧・・・チーズ焼き食べたい・・・」
「・・・チーズフォンデュありますけど」
「チーズ焼きも食べたい・・・」
「・・・はぁ・・・」
突然燦くんがそう言い、駄々をこねるような先輩に、かごを手に取った朧くんが溜息をついた。
チーズ焼き・・・?ってなんだろう?
ジャガイモとかかな?それとも本当にチーズだけをカリカリに焼くのかな?
「燦先輩が言ってるのは、カレーのチーズ焼きだよ。グラタンみたいな」
なるほど・・・作ったことも食べたこともないけどおいしそうだ。
チーズカレーとはまた違うのかな・・・グラタンっていうことは、カレーの上にチーズをのせて焼くのかな?
「じゃあ肉と卵と野菜とルウとチーズと・・・たこ焼きにはなに入れるんだ?タコとかウインナーとか?パンと・・・」
「レンジでチンできるチーズフォンデュ用のチーズとかも売ってるよ」
真剣な顔でかごをもって1人で歩き出した朧くん。
慣れた様子なので、本当に普段から料理をしているんだろう。
置いて行かれないように早足で歩きながら、朧くんに訊く。
「朧くんって弟妹いるの?」
なんだか、小さい子の面倒を見慣れている、頼れるお兄ちゃんのような安心感がある。
すると、朧くんは野菜を手に取って見比べながら、小さく頷いた。
「弟が1人いる。いつもシェフが料理つくるけど、弟は俺が作ったご飯が一番好きだって言ってくれるから」
「・・・ここ、ですか」
「あぁ」
連れてこられた校舎内のスーパー。
そこは街中にもあるスーパーで、でも『お金持ちが入るスーパー』と言われるスーパーだった。
すべて質がいい分値段も高く、普通のスーパーの2倍ほどする。
このスーパー、入るの初めてなんですけど・・・。
「まずなにをつくるかだよな。澪はなに食べたい?」
「えぇ・・・うーん、美味しいもの?ですかね?」
「そりゃそうだろ」
咄嗟に思いつかずそう答えると、朧くんの冷静なツッコミが入った。
いや、だって・・・まだ夜じゃないから特に思いつかないし、ここで『小籠包!』『ピザ!』と答えても作れないし。
あ、ピザなら売ってるか。
「この中だったら朧が料理できるからな」
「あ、私もできるので作りますよ」
ここで朧くんの名前しか挙がらないということは、それ以外は料理が出来ないんだろう。
だとしたらいくら私の歓迎会でも、私も一緒に作るべきだ。
「朧くん、なに作る?」
「う~ん・・・王道でハンバーグとか?」
やっぱりそうだよね、ハンバーグとかグラタン、ペッパーランチ、唐揚げ・・・。
「タコ焼き器とホットプレートもあるぞ」
タコ焼き器にホットプレート・・・!じゃあタコパもお好み焼きもできる!
あとはフライドポテトにパスタ、チーズフォンデュもいいな・・・!
「ハンバーグとたこ焼きと・・・」
首をかしげながら朧くんが口に出し、慧伊くんや先輩方の目がキラキラと輝いていく。
そ、そんなに朧くんのご飯美味しいのかな・・・すごく楽しみ・・・!
「チーズフォンデュとかはどう?」
「いいね、じゃあそうしよう。ハンバーグとたこ焼きとチーズフォンデュ」
わぁ・・・すごくパーティーだ!
8人もいるからたくさん材料が必要だし、タダなのは有り難すぎる。
「朧・・・チーズ焼き食べたい・・・」
「・・・チーズフォンデュありますけど」
「チーズ焼きも食べたい・・・」
「・・・はぁ・・・」
突然燦くんがそう言い、駄々をこねるような先輩に、かごを手に取った朧くんが溜息をついた。
チーズ焼き・・・?ってなんだろう?
ジャガイモとかかな?それとも本当にチーズだけをカリカリに焼くのかな?
「燦先輩が言ってるのは、カレーのチーズ焼きだよ。グラタンみたいな」
なるほど・・・作ったことも食べたこともないけどおいしそうだ。
チーズカレーとはまた違うのかな・・・グラタンっていうことは、カレーの上にチーズをのせて焼くのかな?
「じゃあ肉と卵と野菜とルウとチーズと・・・たこ焼きにはなに入れるんだ?タコとかウインナーとか?パンと・・・」
「レンジでチンできるチーズフォンデュ用のチーズとかも売ってるよ」
真剣な顔でかごをもって1人で歩き出した朧くん。
慣れた様子なので、本当に普段から料理をしているんだろう。
置いて行かれないように早足で歩きながら、朧くんに訊く。
「朧くんって弟妹いるの?」
なんだか、小さい子の面倒を見慣れている、頼れるお兄ちゃんのような安心感がある。
すると、朧くんは野菜を手に取って見比べながら、小さく頷いた。
「弟が1人いる。いつもシェフが料理つくるけど、弟は俺が作ったご飯が一番好きだって言ってくれるから」