Ribbon ~囚われた天使~
♡─────────────────────♡
「澪りん、こっち!」
アリーナの入口、2人に連れられて舞台袖にのぼる。
そこにはすでに、昨日紹介してもらった生徒会役員全員がそろっていた。
もちろん、凛牙くんの姿も・・・って、え?
凛牙くん、教室に居なかったけど・・・。
生徒会役員は全員Sクラスから選ばれるはずなのに、凛牙くんはなんで教室に居なかったんだろう。
「凛牙、またサボったの?」
え、燈羅さん、それってどういう・・・。
「・・・別にいいじゃないですか」
面倒くさそうに言う凛牙くんに、呆れて顔を見合わせる先輩方。
り、凛牙くん、いつもサボってるんだ・・・あはは。
素行は役員選出には関係ないのかな。
「澪李、新しいクラスはどうだ」
「澪、なんかあったらすぐ言うんだよ」
「澪!お兄ちゃんって呼んでもいいぞ!」
煌夜先輩と燈羅さんは心配する声を掛けてくれたけど、緋瑠先輩はそんなに妹が欲しいの?
あと燦くん、手は握らなくていいんだよ。
凛牙くんが引いてるよ。
「このあと舞台に出る。澪李は燦と凛牙の間の席に座る。順番に行けば分かるから心配はするな。俺が名前を呼んだら、その場で立って一礼してくれ」
煌夜先輩がこのあとの流れを説明してくれるけど、やっぱり舞台に立つんだ・・・。
しかも隣に燦くんって・・・面倒なことが起こる気がする。
みんなの前で変なことしないといいけど・・・。
「・・・あぁ、そろそろだね、行こうか」
腕時計を見た燈羅さんがそう言い、煌夜先輩も頷いて舞台に向かう。
煌夜先輩、緋瑠先輩、燈羅さん、燦くんの順に舞台に出て行って、私も燦くんに続いた。
私の後ろから凛牙くん、慧伊くん、朧くんが続き、順に舞台上の椅子に座る。
出来るだけ堂々としていよう、と前を向くと。
「女の子いるけど・・・誰?」
「新しい子?生徒会役員なの?」
う、うぅ・・・少数派だけど、女の子もいる・・・。
ヒソヒソという話し声と、突き刺すような視線。
さすがに・・・これからの学園生活、覚悟しないといけないな・・・。
「進級おめでとう。これより集会を始める」
マイクを通して煌夜先輩の声が響くと、広いアリーナは一瞬で静かになり、舞台の中央に立つ煌夜先輩に視線が集まる。
「まず紹介する。新しい生徒会役員の七楽澪李だ」
煌夜先輩がチラリとこちらを見たので、立ち上がってその場で礼をすると、小さく頷かれた。
「澪李は俺たちに匹敵する能力を持っている。学園の決定の為、異論は認めない」
そこまで言って煌夜先輩がアリーナを見回すと、慌てたように拍手が起こる。
なんだか・・・申し訳ないな。
「・・・澪李に手を出した者には、退学処置をとる。覚悟しておけ。・・・燈羅」
「はい、会長」
燈羅先輩が席に戻ると、副会長である燈羅さんが中央に立った。
「まぁ、こういうことなので、澪のことは丁重に扱ってね。澪になにかしたら、生徒会及び学園が敵に回るから」
え、ちょ、燈羅さん・・・それは言い過ぎじゃ、
「じゃあ澪、なにか一言」
・・・え?ん?一言なんて聞いていませんけど。
聞いてないから凛牙くん、背中押さないで。行くから。
な、なんて言おう・・・。
「えっと・・・七楽澪李です。学園に貢献できるよう、頑張ります。会長と副会長はあぁ言っていましたが、私はたくさん話しかけてもらって、いろんな人と仲良くしたいと思っています。よろしくお願いします」
その場で思いついたことと願望を言い、礼をしてから席に戻ると、煌夜先輩と燈羅さんが愉快そうに笑っていた。
なんか面白いこと言ったっけ・・・?
「なにか連絡をお持ちの先生はいらっしゃいますか」
再び中央のマイクに戻った燈羅さんがそう言い、初めての集会は終了した。
「澪りん、こっち!」
アリーナの入口、2人に連れられて舞台袖にのぼる。
そこにはすでに、昨日紹介してもらった生徒会役員全員がそろっていた。
もちろん、凛牙くんの姿も・・・って、え?
凛牙くん、教室に居なかったけど・・・。
生徒会役員は全員Sクラスから選ばれるはずなのに、凛牙くんはなんで教室に居なかったんだろう。
「凛牙、またサボったの?」
え、燈羅さん、それってどういう・・・。
「・・・別にいいじゃないですか」
面倒くさそうに言う凛牙くんに、呆れて顔を見合わせる先輩方。
り、凛牙くん、いつもサボってるんだ・・・あはは。
素行は役員選出には関係ないのかな。
「澪李、新しいクラスはどうだ」
「澪、なんかあったらすぐ言うんだよ」
「澪!お兄ちゃんって呼んでもいいぞ!」
煌夜先輩と燈羅さんは心配する声を掛けてくれたけど、緋瑠先輩はそんなに妹が欲しいの?
あと燦くん、手は握らなくていいんだよ。
凛牙くんが引いてるよ。
「このあと舞台に出る。澪李は燦と凛牙の間の席に座る。順番に行けば分かるから心配はするな。俺が名前を呼んだら、その場で立って一礼してくれ」
煌夜先輩がこのあとの流れを説明してくれるけど、やっぱり舞台に立つんだ・・・。
しかも隣に燦くんって・・・面倒なことが起こる気がする。
みんなの前で変なことしないといいけど・・・。
「・・・あぁ、そろそろだね、行こうか」
腕時計を見た燈羅さんがそう言い、煌夜先輩も頷いて舞台に向かう。
煌夜先輩、緋瑠先輩、燈羅さん、燦くんの順に舞台に出て行って、私も燦くんに続いた。
私の後ろから凛牙くん、慧伊くん、朧くんが続き、順に舞台上の椅子に座る。
出来るだけ堂々としていよう、と前を向くと。
「女の子いるけど・・・誰?」
「新しい子?生徒会役員なの?」
う、うぅ・・・少数派だけど、女の子もいる・・・。
ヒソヒソという話し声と、突き刺すような視線。
さすがに・・・これからの学園生活、覚悟しないといけないな・・・。
「進級おめでとう。これより集会を始める」
マイクを通して煌夜先輩の声が響くと、広いアリーナは一瞬で静かになり、舞台の中央に立つ煌夜先輩に視線が集まる。
「まず紹介する。新しい生徒会役員の七楽澪李だ」
煌夜先輩がチラリとこちらを見たので、立ち上がってその場で礼をすると、小さく頷かれた。
「澪李は俺たちに匹敵する能力を持っている。学園の決定の為、異論は認めない」
そこまで言って煌夜先輩がアリーナを見回すと、慌てたように拍手が起こる。
なんだか・・・申し訳ないな。
「・・・澪李に手を出した者には、退学処置をとる。覚悟しておけ。・・・燈羅」
「はい、会長」
燈羅先輩が席に戻ると、副会長である燈羅さんが中央に立った。
「まぁ、こういうことなので、澪のことは丁重に扱ってね。澪になにかしたら、生徒会及び学園が敵に回るから」
え、ちょ、燈羅さん・・・それは言い過ぎじゃ、
「じゃあ澪、なにか一言」
・・・え?ん?一言なんて聞いていませんけど。
聞いてないから凛牙くん、背中押さないで。行くから。
な、なんて言おう・・・。
「えっと・・・七楽澪李です。学園に貢献できるよう、頑張ります。会長と副会長はあぁ言っていましたが、私はたくさん話しかけてもらって、いろんな人と仲良くしたいと思っています。よろしくお願いします」
その場で思いついたことと願望を言い、礼をしてから席に戻ると、煌夜先輩と燈羅さんが愉快そうに笑っていた。
なんか面白いこと言ったっけ・・・?
「なにか連絡をお持ちの先生はいらっしゃいますか」
再び中央のマイクに戻った燈羅さんがそう言い、初めての集会は終了した。