甘い初恋を、もう一度。
ふふふ、今日もいい天気だなぁ…。

「華恋?」

ぼうっと景色を見つめていたら、ある人に名前を呼ばれた。

「?綾人さん?」

綾人さんがエレベーターの中にいて、驚いてしまった。

…でも、1番驚いたのは、自分が、綾人さんと会って嬉しいと感じてしまったこと。

友達として、嬉しいのかな…いや…でも…胸が高まってて…なに、この気持ち…。

もやもやするこの胸を隠して、綾人さんに挨拶をした。

「おはようございます!綾人さんもこのマンションなんですか?」

同じマンションなのかな…?

めちゃくちゃ偶然…。

「あ、ああ…。」

「何階なんですか?ちなめにわたしは26階です!」

「俺も26階。」

えええ!近いっ…。

ーピーン

「あっ、エレベーター着きましたよ…!」

「あ、ああ…そうだな…」

なぜかぼうっとしている綾人さん。

驚くわたしをみて、はぁとため息をついた綾人さん。

「ごめんな、すぐ引っ越すから。近くにこんな男がいると嫌だろ?」

えええ…むしろこっちの方が悪いと思うのに…。

あと…。

「えええ…!そんなことないですよっ…!これからよろしくお願いします!」


わたしはそう言って、ぺこっと頭をさげた。

「ああ。」

綾人さんに頭をなでられた。




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