甘い初恋を、もう一度。
「きゃあ〜〜!!」

昼休み、耳を塞ぎたくなるほどの悲鳴が聞こえた。

な、なんだろうっ?変なことでもあったのかな。

わたしは悲鳴がしたところの視線をたどる。

ー綾くん?

わたしは昔、一緒に遊んだ男の子、綾くんを思い出した。

はっ!とした。

そんなわけない、綾くんがここにいるわけない。

わたし、寝ぼけてるのかな…。

ううん、違う。
 
綾くんだ。

綾人さんが、綾くんなんだ。

わたし、忘れてたんだ。


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