キスから始まる恋は甘くて苦い
「え? あれ?」
「真野が届けてくれたんだよ。俺のクラスで見つけたらしい」
「真野先輩が?」
力が抜けてヘナヘナとその場にしゃがみ込む。蒼一はすぐさま自転車から降りてほたるを立ち上がらせた。
「大丈夫か?」
「はい。ホッとしてしまって……」
真野先輩に何かお礼をしなくちゃと思いながら蒼一を見つめる。
「蒼一さん」
「今度はどうした?」
心配そうに見返され、ほたるは嬉しそうに頬をゆるめた。
「安心したらお腹が空きました。一緒に夜ご飯を食べてくれませんか?」
「俺と?」
突飛な願いに戸惑う。だけど、期待のこもった眼差しを向けられると非常に断りづらい。
「だめですか?」
そんな子猫のような目で見つめないでほしい。ついつい甘やかしたくなってしまう。
「……わかったよ」
もう帰るつもりだったけれど、蒼一は観念してうなずいた。
「真野が届けてくれたんだよ。俺のクラスで見つけたらしい」
「真野先輩が?」
力が抜けてヘナヘナとその場にしゃがみ込む。蒼一はすぐさま自転車から降りてほたるを立ち上がらせた。
「大丈夫か?」
「はい。ホッとしてしまって……」
真野先輩に何かお礼をしなくちゃと思いながら蒼一を見つめる。
「蒼一さん」
「今度はどうした?」
心配そうに見返され、ほたるは嬉しそうに頬をゆるめた。
「安心したらお腹が空きました。一緒に夜ご飯を食べてくれませんか?」
「俺と?」
突飛な願いに戸惑う。だけど、期待のこもった眼差しを向けられると非常に断りづらい。
「だめですか?」
そんな子猫のような目で見つめないでほしい。ついつい甘やかしたくなってしまう。
「……わかったよ」
もう帰るつもりだったけれど、蒼一は観念してうなずいた。