キスから始まる恋は甘くて苦い
「これからもよろしくな」
蒼一の優しい視線に、ほたるはうなずく代わりに目を閉じた。自分のせいでキスに抵抗がなくなってしまったのだろう。
まあ、上々だよな。
満足げに笑んで唇を合わせる。蒼一は満たされた感覚にもだえてほたるの髪をくしゃくしゃに撫でた。
好きって想いが伝わってきて、マジで……嬉しい。
与えているつもりだったけれど、本当は自分が求めていたのだ。そのことに気づいた蒼一はやけに納得した。
そっか、俺は愛されたかったのか。
「蒼一さん……苦しい」
「さん付けはもうやめろよ。俺たち付き合うんだから」
息切れしてすがるように寄り掛かってくるほたるを受け止めて背中をさする。
「そう……無理です」
「諦め早えな」
ドクドクとお互いの鼓動を感じるほど密着しているのに、蒼一は落ち着いていた。
「敬語もやめろよ」
「いきなりは難しいです」
ぐしゃぐしゃになった髪を整えてやるとほたるは恥ずかしそうにうつむいた。
蒼一の優しい視線に、ほたるはうなずく代わりに目を閉じた。自分のせいでキスに抵抗がなくなってしまったのだろう。
まあ、上々だよな。
満足げに笑んで唇を合わせる。蒼一は満たされた感覚にもだえてほたるの髪をくしゃくしゃに撫でた。
好きって想いが伝わってきて、マジで……嬉しい。
与えているつもりだったけれど、本当は自分が求めていたのだ。そのことに気づいた蒼一はやけに納得した。
そっか、俺は愛されたかったのか。
「蒼一さん……苦しい」
「さん付けはもうやめろよ。俺たち付き合うんだから」
息切れしてすがるように寄り掛かってくるほたるを受け止めて背中をさする。
「そう……無理です」
「諦め早えな」
ドクドクとお互いの鼓動を感じるほど密着しているのに、蒼一は落ち着いていた。
「敬語もやめろよ」
「いきなりは難しいです」
ぐしゃぐしゃになった髪を整えてやるとほたるは恥ずかしそうにうつむいた。