ホテルの怖い話短編集
前向きな感想ばかりが出てきて、そんなことはないはずだと首を傾げる。
このメモの主がどこかにいるはずなのに。
と、そのときみんなが共通してYという従業員について書き込んでいることに気が付いた。
「Y……矢沢って人のことを書いているのか?」
201号室に泊った人たちだけが矢沢という従業員についても感想を書いているところを見ると、専属の従業員なのかもしれない。
そんなのがいるのかどうか知らないが、この人に話をきけばなにか解るかもいれない。
そう思って再び部屋を出ようとしたそのときだった。
急に胸の辺りが苦しくなってベッドから床へと転がった。
お腹が焼けるように熱い。
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