通りすがりの俺様
「いや私、矢端さんに大豆より肉がいいって言っただけなんですけど。
 いつの間に、違う意味での肉食女子扱いに……」

「もっと可愛らしいもので誘われろ」
といずるは兄に怒られ、

「他の男に誘われるなんて、まだ俺とのことが広まっていないようだな」
と一鷹に怒られる。

「……いや、私も知らないんですけど、その水内さんとのこととやら」

 そういずるは呟いていた。

 そういえば、家にもなかなか上がらせてもらえないし。

 結局、なにもしてないな、と一鷹は気づいた。
 




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