通りすがりの俺様
「俺は今、お前と一緒になるべきだと思った。
お前の身に危険が迫っているかもしれないのなら、ずっとお前を守れるポジションに行くべきだと思って」
まあ、よく考えておいてくれ、と言ったあとで、一鷹は兄に頭を下げる。
「お兄さん、いずるを頼みます」
「わかった。
……だが、そう言われると、いずるがすでにお前のもので俺の方が他人っぽいから気に入らないな。
よしっ。
会社ではいずるを頼むぞ、一鷹」
と一鷹に命じ、兄は兄ぶろうとする。
ふだん、この兄、妹を放置してるのにな。
こういう人に限って、結婚式で号泣したり。
ほぼない妹との思い出を語り出したりするんだよな……。
でもまあ、気にかけてくれているのは伝わって、ちょっと嬉しいかなといずるは思った。
お前の身に危険が迫っているかもしれないのなら、ずっとお前を守れるポジションに行くべきだと思って」
まあ、よく考えておいてくれ、と言ったあとで、一鷹は兄に頭を下げる。
「お兄さん、いずるを頼みます」
「わかった。
……だが、そう言われると、いずるがすでにお前のもので俺の方が他人っぽいから気に入らないな。
よしっ。
会社ではいずるを頼むぞ、一鷹」
と一鷹に命じ、兄は兄ぶろうとする。
ふだん、この兄、妹を放置してるのにな。
こういう人に限って、結婚式で号泣したり。
ほぼない妹との思い出を語り出したりするんだよな……。
でもまあ、気にかけてくれているのは伝わって、ちょっと嬉しいかなといずるは思った。