通りすがりの俺様




 警察を出ながら、一鷹がいずるを振り向き、笑って言った。

「それにしても、さっきは上手く脅したな。
 自分に慈悲の心はないとか言って」

「えっ?」

「その、えっ? が一番怖いかな……」
と横で矢端が苦笑いしていた。



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