通りすがりの俺様
 あまり人気のない住宅街に入るいずるを明らかに誰かが追ってきていた。

 ようやく自宅が見えたが、中に入るのは危ない。

 いずるはそこを通り過ぎ、細い道に駆け込んだ。

「お巡りさんっ」

 はあっ? という顔で、パトカーに乗っていたお巡りさんたちが見る。

 一時停止しない車を捕まえるべく潜んでいたパトカーだ。

 いずるはその側まで行って、窓を叩いた。

「変な人がつけてきてますっ」

 えっ? 大丈夫っ?
とお巡りさんたちが出てきてくれた。

  



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