通りすがりの俺様
「そうだ、いずる。
 もう俺と結婚するんだから、あの土地は俺か俺の実家に預けて、どうにかしてもらえ。

 ……どうした?
 なんでみんな沈黙してるんだ?」

 そう言いながら、一鷹は、いい感じにベーコンを焼きはじめる。

「もうどうしようもないよね、一鷹……」
と矢端が言った。

 黒幕だとしても、まあいいかと思うくらい、一鷹が焼いたベーコンは甘い脂が程よく焦げてて美味しかった。



 

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