あなたは悪魔で運命の人
私の中のリリスが目覚めた。
ルシファー。
あなたを愛している…ずっとずっと前から。
生まれる前からあなただけを愛している。
愛しいリリス。
ずっと探していた。
お前だけを愛している。
あなたの肌に直接触れたい。
私はワイシャツのボタンを外して、龍崎さんの胸に口づけた。
「…恵美、本気なのか?まだ引き返せるぞ。」
「もう引き返すことは、ありません。」
「…全てを失うぞそれでも良いのか。」
その時、目の前に浮かんできたのは健斗の顔だ。
健斗を愛していた気持ちに嘘はない。
「一つだけ…もしも…お願いを聞いて貰えるならば、健斗には私より可愛い彼女を、用意してください。身勝手な事だと分かっていますが、幸せになって欲しいの。彼を愛していたことに嘘は無いの。」
龍崎部長派は静かに頷いた。
「…わかった。それで本当に良いんだな。彼の相手として地上に降りた天使を用意しよう。」
これが、私の運命なら
前世からの運命なら
逆らえないことは、最初から気づいていた。
あなたに会った時から本当は分かっていた。
私は自ら着ていた服を全て脱ぎ捨てた。
「恵美…何をしているんだ。」
少し動揺している龍崎さんの首に腕をまわして口づける。
応えてくれる唇。
深くなる口づけに少し息苦しさを感じるが体が熱い。