悪役令嬢なの!見た目ヒロインなのですが
ルイスに家紋の入った刺繍のハンカチを渡した。
「ティアにしては良くできてるな」
とつっけんどんに貰ってくれた。
『ティアからハンカチ貰えた凄く嬉しい』と内心思っていた。
「貰ってくれてありがとう。今度はもっと上達してみますわ!」
と言ってそそくさと去った。
『もっと仲良くしたいなのに』と心で思った。

ルイスは今年から学園に通う事に成っていた。
今までの様に一緒に居る事がなくなると思うと寂しく成っていた。

お父様とお母様にもそれぞれにハンカチを渡した。
「上手に出来ているわね。とても嬉しいわよ」
と成長した我が子を思っていた。
二人にも練習した家紋を渡した。
家紋は難しかった盾をベースにライオンと鷲を描き・・・赤・青・金・銀の配色で幾何学模様を描いた。
『他の図案もチャレンジしてルイスに褒めて貰おう』と思っていた。

明日からルイスが学園に通う事に成った。
「ルイスお兄様」
と朝食の時食堂で話しかけた。
「ティア何」
「明日から学園に通うでしょう。今日お買い物一緒にして下さいますか?」
「随分急だね。ティアの我儘聞いてあげるよ」
< 5 / 15 >

この作品をシェア

pagetop