青春予報
ラブレターの書き方って…
Hくんの席の横になってから少したって、突然授業中に紙が回されてきた。
もちろん悪口などは書かれておらず、班の私、Hくん、Yちゃんだけで回されてきたのだ。
みかんの便せんに、小さな文字で書かれている文章。
授業中のそのスリルが、楽しかった。
そしてそういうのを、私はHくんだけともやった。
すると、突然こんなことを書いて私に渡してきた。
危機感がないなと思う。
だって、そこには、「Yちゃんに書きたいからラブレターの書き方教えて」と書かれていたのだから。
さすがの私もびっくりした。
仰天した。
もし、それを写真にとられたり、証拠を取られたら、終わりじゃないか、と。
そういうことを勝手に考えていたが、もちろん私はそんなこと…しない、よ?
本当にうざいときに、出すカードみたいな…お守り?
私は了承して、放課後に学校で待った。
一応人に会うので、着替えた。
そしたら、Hが来たが、逃げるのだ。
男子とバスケをしたがる。
「はあ…?」
私はその姿を見ながら、ため息をつき、座った。
そのあと私も男子と鬼ごっこを始めた。
一緒にいたMには、「ええ~…」みたいな感じで見られてしまった。