青春予報

転換するが…


さて、このころ、私は大体の女子に自分の好きな人を知られていたので、Yちゃんに言われた。

「Uくん、脈ありだよっ」と。
んなわけあるかよ、と思いながら、愛想笑いする。

だってだって。Uくんは、高嶺の花なの。
そう簡単に、一般市民の私を好きになるはずがない。
そもそも、私とUくんは、もとはライバル関係であって、私が勝手に好きになっているだけ。
あっちは多分まだライバルだと思ってて、ずっと戦いを挑んでくる。

ロマンキャラ対決とか、ほとんど口喧嘩だけど、楽しかった。

だが、転換してまた戻すのだが、私はこのころ、半分Hくんが好きだった。
Uくんは物静かだし、しゃべりかけても大体喧嘩になる。
喧嘩するほど仲がいい、とは到底言えない。

うーん、とか思って、Hくんを思い浮かべた。

でも、やっぱりYちゃんとHくんはお似合いだと思っている。


Yちゃんは、自分が勝手に言ってるだけど大好きだった。
可愛いし、優しいし、女神様だと本気で思っている。

だが、背後にIちゃんがいる…。

(怖い!)
私はそれだけ思って、ため息をついた。
< 20 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop