僕たちの余命は、一週間で一生分
「バカ、何やってるの……顔真っ青だよ! ずっと連絡がつかないから、心配で……!」


「ごめん、陽菜……。ただの、風邪だから……」


「嘘でしょ! 風邪でこんなになるわけない!」


陽菜は俺を布団まで引きずり、テキパキと看病を始めた。


濡れたおでこに冷たいタオルを乗せ、スポーツドリンクを口元に運んでくれる


陽菜の温かい手に触れているうちに、俺の荒かった呼吸が少しずつ落ち着いてきた


雨の音だけが響く静かな部屋で、俺をじっと見つめる陽菜の瞳には、大粒の涙がたまっていた


「陽菜……お前、服、濡れてるだろ。早く着替えないと風邪ひくぞ。今日も、遅くまでバイトだったんだろ……?」


俺が弱々しく尋ねると、陽菜は一瞬、びくっと身体を強張らせた


そして、何かを隠すように視線を落とし、悲しげに微笑んだ
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