僕たちの余命は、一週間で一生分
◇
「……気がついたかね、朔夜くん」
次に目を覚ました時、そこは鼻を突く消毒液の匂いが漂う、真っ白な病院のベッドの上だった
枕元には、大学の保健医の先生と、険しい顔をした白衣の医師が立っていた。
俺の腕には、何本もの管と点滴が繋がれている
「先生、俺……」
「落ち着いて聞きなさい、朔夜くん」
医師は静かに、だけど残酷な現実を突きつけてきた
「君の身体だけど、あらゆる臓器の機能が異常なスピードで停止しかけている。医学的には説明がつかない。まるである日突然、細胞の寿命が綺麗に尽きてしまったかのような状態だ」
「……」
「……非常に厳しいが、持って、あと数日。長くて一週間だ。今すぐご家族に連絡を――」
「拒否、します」
俺はかすれた声で、医師の言葉を遮った
あの実家の奴らに連絡なんてされたら、死に際まで罵倒されるに決まっている。
そんなのは御免だった。
「……気がついたかね、朔夜くん」
次に目を覚ました時、そこは鼻を突く消毒液の匂いが漂う、真っ白な病院のベッドの上だった
枕元には、大学の保健医の先生と、険しい顔をした白衣の医師が立っていた。
俺の腕には、何本もの管と点滴が繋がれている
「先生、俺……」
「落ち着いて聞きなさい、朔夜くん」
医師は静かに、だけど残酷な現実を突きつけてきた
「君の身体だけど、あらゆる臓器の機能が異常なスピードで停止しかけている。医学的には説明がつかない。まるである日突然、細胞の寿命が綺麗に尽きてしまったかのような状態だ」
「……」
「……非常に厳しいが、持って、あと数日。長くて一週間だ。今すぐご家族に連絡を――」
「拒否、します」
俺はかすれた声で、医師の言葉を遮った
あの実家の奴らに連絡なんてされたら、死に際まで罵倒されるに決まっている。
そんなのは御免だった。