僕たちの余命は、一週間で一生分
陽菜の初めての嫉妬、キャンパスは大騒ぎ
「ねえ、昨日の経済学の課題なんだけどさ……」
「あ、それならここのページのグラフを見れば分かりやすいよ」
「本当だ! ありがと、朔夜くんって意外と優しいんだね」
大学の経済学部棟のロビー
お昼休み、俺は同じ講義を受講している女子学生二人組に囲まれて、ノートを広げていた。
一生分の人生を取り戻してからというもの、俺の身体は見違えるほど健康になっていた
健康になると同時に、それまで死にそうな顔をして常にうつむいていた暗い雰囲気が消え去り、自分でも驚くほど人から話しかけられることが増えたんだ
ぶっちゃけ、周りの男子から「お前、実は結構イケメンだったんだな」なんて言われるくらいには、俺の印象はガラリと変わっていた
「あの、もしよかったらさ、この後一緒に学食で――」
「だーめーーーですっ!!!!」