隣の席の佐竹くんには…
第14章 恋の入口
球技大会当日。
大会は二日間に渡って開催される。
天候は秋晴れ。
第一体育館とグラウンドでは生徒たちの声援であふれかえっていた。
「よし!次の決勝戦で勝てば優勝だよ!!皆、明日のために今日はしっかり休んでおいてねっ!」
キャプテンの熱血感ある声が、耳にボヤッと届く。
奇跡的に勝ち進んじゃったよ…うちのクラス。
空振りしてばっかで何も役に立ってなかったっていうのに。
壁に大きく張り出されたトーナメント表をぼけーっと見上げる。
「負ければ試合は終わったんだよね…しんどい」
「もーっ!優勝したら購買無料券もらえるんだから頑張ろーよっ!」
「無料券なんかいらない」
「学生にとってはご褒美でしょ。クラスのために頑張ろー!!」
そう言って、七恵が背中に気合いを注入するかのように力一杯叩いてきた。
「ぅわ!」
気を抜いていたせいで、その反動で前方にバランスを崩す。
が、誰かに支えられて危うく倒れるのを免れた。
「大丈夫?」
ゆっくり見上げると、そこには佐竹君。
「だ、いじょう、ぶ」
思わず、片言になってしまった。
頬に熱が集中する。
声を抑えるようにクスクスと笑っている七恵。
七恵のやつめ…。
大会は二日間に渡って開催される。
天候は秋晴れ。
第一体育館とグラウンドでは生徒たちの声援であふれかえっていた。
「よし!次の決勝戦で勝てば優勝だよ!!皆、明日のために今日はしっかり休んでおいてねっ!」
キャプテンの熱血感ある声が、耳にボヤッと届く。
奇跡的に勝ち進んじゃったよ…うちのクラス。
空振りしてばっかで何も役に立ってなかったっていうのに。
壁に大きく張り出されたトーナメント表をぼけーっと見上げる。
「負ければ試合は終わったんだよね…しんどい」
「もーっ!優勝したら購買無料券もらえるんだから頑張ろーよっ!」
「無料券なんかいらない」
「学生にとってはご褒美でしょ。クラスのために頑張ろー!!」
そう言って、七恵が背中に気合いを注入するかのように力一杯叩いてきた。
「ぅわ!」
気を抜いていたせいで、その反動で前方にバランスを崩す。
が、誰かに支えられて危うく倒れるのを免れた。
「大丈夫?」
ゆっくり見上げると、そこには佐竹君。
「だ、いじょう、ぶ」
思わず、片言になってしまった。
頬に熱が集中する。
声を抑えるようにクスクスと笑っている七恵。
七恵のやつめ…。