隣の席の佐竹くんには…
♦︎佐竹side♦︎
「松野さん…さっきから、なに言ってるか全然わからないんだけど」
「あぁ、ごめんなさい!急な展開で驚きますよね」
ふふっと、嬉しそうに笑う松野さんに、息を呑む。
「オレの彼女だって…なんで嘘ついたの?」
「嘘?……あぁ、そういうことになりますよね!」
いけない!と、言うように手のひらを合わせる松野さんに、疑問符を浮かべる。
「佐竹さんが“彼女がいる”と宣言したのは仕方なくだったことはわかっていました。そうしないと、女子たちにしつこくされるから」
「…松野さんは気づいてたんだ…」
「ふふ、すぐ気づきましたよ。でも、その宣言をした頃は、まだ想いを伝え合ってない状態でしたからね。だから“嘘”になってしまいますものね」
………ん?
伝え合ってない…って?
「佐竹さんが髪型を変えてきた時、あぁ…ついに佐竹さんは決心したんだなと、感動しました」
「う…ん?」
「しかし、できなかった。毎日女子たちにつきまとわれ、そのせいで、私に想いを伝えられず…。そのためには、まず周りを落ち着かせなければいけない。それで彼女がいると嘘をついた」
「え……ちょっと…?」
「好きな人がいる…だけだと効果が薄い。けど、彼女がいる…と、宣言したほうが効果があるし、私も守ることができる。一石二鳥ですね」
「………」
「けれど、もうそんな心配もしなくていいんです。先ほど、正式に宣言したわけですから!これから堂々と交際できますねっ!」
そう言った松野さんの表情は、とても自信に満ちあふれている。
目の前で繰り広げられる松野ワールドに、脳内がパニックになってる。
「松野さん…さっきから、なに言ってるか全然わからないんだけど」
「あぁ、ごめんなさい!急な展開で驚きますよね」
ふふっと、嬉しそうに笑う松野さんに、息を呑む。
「オレの彼女だって…なんで嘘ついたの?」
「嘘?……あぁ、そういうことになりますよね!」
いけない!と、言うように手のひらを合わせる松野さんに、疑問符を浮かべる。
「佐竹さんが“彼女がいる”と宣言したのは仕方なくだったことはわかっていました。そうしないと、女子たちにしつこくされるから」
「…松野さんは気づいてたんだ…」
「ふふ、すぐ気づきましたよ。でも、その宣言をした頃は、まだ想いを伝え合ってない状態でしたからね。だから“嘘”になってしまいますものね」
………ん?
伝え合ってない…って?
「佐竹さんが髪型を変えてきた時、あぁ…ついに佐竹さんは決心したんだなと、感動しました」
「う…ん?」
「しかし、できなかった。毎日女子たちにつきまとわれ、そのせいで、私に想いを伝えられず…。そのためには、まず周りを落ち着かせなければいけない。それで彼女がいると嘘をついた」
「え……ちょっと…?」
「好きな人がいる…だけだと効果が薄い。けど、彼女がいる…と、宣言したほうが効果があるし、私も守ることができる。一石二鳥ですね」
「………」
「けれど、もうそんな心配もしなくていいんです。先ほど、正式に宣言したわけですから!これから堂々と交際できますねっ!」
そう言った松野さんの表情は、とても自信に満ちあふれている。
目の前で繰り広げられる松野ワールドに、脳内がパニックになってる。