隣の席の佐竹くんには…
♢♢♢
人の波に押されながら、七恵と校内を歩く。
「どこも混んでるねー」
「でも雰囲気だけで楽しいよね」
軽口を交わしながら廊下を進んでいると、見慣れた顔が視界に入る。
「あ、ミャーちゃん!こっちこっちー!」
モンスターの着ぐるみを羽織り、勇者の剣を腰に下げたテルがこっちに向かって手を振っている。
垂れ下がった尻尾が付いていて、モンスターというよりも犬に近いテルに、思わずフッと笑いがもれる。
「喫茶クエストにようこそー!」
「モンスターに剣?どんなコンセプトなの?」
「んー……とりあえず!入ってくれたらわかるから、寄ってってよ!」
説明が面倒になったようにも聞こえた気もするけど、しれっと誘導される。
一瞬、ためらう。
(テルの教室ということは…)
松野さんがいるということだ。
正直、あまり会いたくない…。
テルは、尻尾を振っていそうなオーラで、ニコニコしている。
断りづらいなぁ…。
人の波に押されながら、七恵と校内を歩く。
「どこも混んでるねー」
「でも雰囲気だけで楽しいよね」
軽口を交わしながら廊下を進んでいると、見慣れた顔が視界に入る。
「あ、ミャーちゃん!こっちこっちー!」
モンスターの着ぐるみを羽織り、勇者の剣を腰に下げたテルがこっちに向かって手を振っている。
垂れ下がった尻尾が付いていて、モンスターというよりも犬に近いテルに、思わずフッと笑いがもれる。
「喫茶クエストにようこそー!」
「モンスターに剣?どんなコンセプトなの?」
「んー……とりあえず!入ってくれたらわかるから、寄ってってよ!」
説明が面倒になったようにも聞こえた気もするけど、しれっと誘導される。
一瞬、ためらう。
(テルの教室ということは…)
松野さんがいるということだ。
正直、あまり会いたくない…。
テルは、尻尾を振っていそうなオーラで、ニコニコしている。
断りづらいなぁ…。