隣の席の佐竹くんには…
「七恵はさ…ライトと話してる時、どんな感じになってるの?」
「えー。心臓が破裂してる!」

こわっ。

「ライト君を見るだけで爆発よ!もう、そのくらいドキドキしてる」
「なるほど…」
「でも、すっごく楽しいし幸せな気分!!」
「それは……うん。わかるかもしれない…」

佐竹君と話してると楽しい。

初めてのこの気持ち、大事にしたいな。

「ふふ。梅と恋愛トークできる日が来るなんて嬉しいな。今日の星座占いでね“普段やらないことをやってみると、なにかが大きく前進するかも”って言ってたから、今日はお弁当作りしてみたの。このことだったのかもー!」

「前進って、それ七恵のことじゃないじゃん」

「私がそう思ったんだから、それでいいのー。ありがとう、私のお弁当!」

感謝をするかのように、お弁当を額あたりまで持ち上げて崇める七恵。

「…あ。美味そう」

突然、頭上から聞こえた声に体がビクリとする。
七恵はお弁当を崇めたままの姿勢で固まった。


見上げると、そこにはライトが立っていた。
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