隣の席の佐竹くんには…
「なに言いだすかと思ったら、桜井がオレに絡んでるって無理ありすぎだろ」

「だ、だって…!」

「しかも、言い訳が応援団て。それ梅沢のやつ口滑らせただろ。苦し紛れに球技大会のってっ…あははは!」

必死になって説明しようとしてた桜井を思い出して、笑う。

「先生の言い方がムカついたんだもん。どうにかわかってもらおうって必死になってたら、あんなこと口走ってて…」

再び顔を赤らめる桜井は、恥ずかしそうに頬に手を当てた。


…ヤバい。
嬉しい。

桜井はオレのこと苦手だと思ってたから…。

数分前まで、疑っていた自分が恥ずかしくなった。

「桜井、ありがとう」

「…へへ」

嬉しそうに笑う桜井に、少しドキッとした。


「…なぁ。梅沢の応援団結成したんだからさ…、その、連絡先交換しておかない?」

「…!!う、うん!!」


少しワクワクした。
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