あの空の下、誓った約束。
第二話
嫌いって言われてから1週間。
八神くんとはあまり話さなくなった。
でもやっぱ隣の席なので話さなければならない時がある。
そう言う時は、お互いに仲良いペアとして演じている。
これは二人で決めたのではなく、暗黙の了解というやつだ。
もうすぐ席替え。八神くんとやっと離れられる。
そう思った、次の時間に私に悲劇が起こった。
「来月の修学旅行の班決めをします!!」
河合先生はみんな楽しみにしてたでしょっとでも言いたげな顔をしていた。
(まあ、みんな楽しみだろうね。私はそんな楽しみではなかったけど。)
私には特にこの子と一緒になりたい!!と言う人がいない。
だから結局余るのだ。 気まずいし、周りに気を使わせちゃうので、あんま好きな時間ではない。
今回も、最後まで残るんだろうな、そう思っていた。
しかし違った。
「ねぇねぇここなちゃん」
「うちらのグループ入んない?」
…!クラスの一軍女子・杉本さんのグループに声かけられた…!わ、私に?
「えっと…」
「八神くんも一緒に!」
「ここな仲良いでしょ?八神くんと。」
…なんだそういうことか。
転校してから1週間しか経っていないと言うのに、八神くんにはもうファンクラブというものが学校でできていた。
ファンクラブなんてほんとにできるんだ、しかもこんな進学校で…とは驚いたが、八神くんのルックスとスタイルと人間性からして当たり前か、とも思った。
…まあ人間性はちょっと疑うところあるけど。
杉本さんたちは、自分で八神くんで声かけるとファンクラブがうるさくなるから仲良い私に誘わせようとしただけ。
…つまり、私には興味がない。
「えー?笑八神くん?まあ、いいけど、私だけが誘ったら私が八神くんのこと好きみたいになっちゃうから、みんなで行こ?」
これが模範解答だ。
「へっ!?や、八神くんと話すの??」
「ちょまって前髪整えないと」
「るきだいじょぶ?うちのビジュ」
「だいじょぶだいじょぶ」
ほら。やっぱり。 3人とも嬉しそう。 これでいいんだ。これで。
でも問題は別のところにある。
私が誘ったところで八神くんが了承してくれるかどうかだ。
…もし、八神くんが嫌がったら、杉本さんたちはがっかりする。
で、別に必要でもない私と行動を共にしなければならない。
さすがに自分達から誘ったから八神くんいないからやっぱいいやとは言えないはずだ。
そーいうのになるのはいや。
だから、お願い、八神くん…。
「ねぇ、八神くん」
私が話しかけると八神くんは一瞬嫌そうな顔をした。
けどすぐいつものイケメンスマイルに戻った。
「どうした?ここな。」
…ん?なんで今下の名前呼びした?
「え、八神くんここなのこと下の名前呼びした?」
「ここなちゃん、八神くんとそんな仲良いの?」
「え…」
ちょっと待って八神くん。後ろの人たちがショック受けてるって。
私なんかが下の名前呼びされてるからショック受けてるって。
目で訴えかけても八神くんは知らんぷり。
「ここななんか用があるから話しかけたんじゃないの?」
「あっえっうんあのさ、私杉本さんたちと同じグループになったんだけど、八神くん私たちのグループ入らない?」
まあ、役目は果たさないと。
あとでのことはとりあえずいいや… きっと考えても解決しない。
「ん?いいよ」
「えいいの!」
「八神くんありがとぉ!」
「よろしくね!」
…誘ってあげたの私なんだけど。 私には…まあないか。
これでとりあえずま一件落着。
と思ったら八神くんが近づいてきた。
あの時みたいに。
そして、耳元でこういった。
「ふざけんな。修学旅行覚悟してろよ」
…最悪の修学旅行になりそうだ。
私は薄々気づいていた。
このとき、後ろで杉本さんたち3人が私のことを睨んでいることを。 それなのに、危機感を持たなかった私がバカだった。
八神くんとはあまり話さなくなった。
でもやっぱ隣の席なので話さなければならない時がある。
そう言う時は、お互いに仲良いペアとして演じている。
これは二人で決めたのではなく、暗黙の了解というやつだ。
もうすぐ席替え。八神くんとやっと離れられる。
そう思った、次の時間に私に悲劇が起こった。
「来月の修学旅行の班決めをします!!」
河合先生はみんな楽しみにしてたでしょっとでも言いたげな顔をしていた。
(まあ、みんな楽しみだろうね。私はそんな楽しみではなかったけど。)
私には特にこの子と一緒になりたい!!と言う人がいない。
だから結局余るのだ。 気まずいし、周りに気を使わせちゃうので、あんま好きな時間ではない。
今回も、最後まで残るんだろうな、そう思っていた。
しかし違った。
「ねぇねぇここなちゃん」
「うちらのグループ入んない?」
…!クラスの一軍女子・杉本さんのグループに声かけられた…!わ、私に?
「えっと…」
「八神くんも一緒に!」
「ここな仲良いでしょ?八神くんと。」
…なんだそういうことか。
転校してから1週間しか経っていないと言うのに、八神くんにはもうファンクラブというものが学校でできていた。
ファンクラブなんてほんとにできるんだ、しかもこんな進学校で…とは驚いたが、八神くんのルックスとスタイルと人間性からして当たり前か、とも思った。
…まあ人間性はちょっと疑うところあるけど。
杉本さんたちは、自分で八神くんで声かけるとファンクラブがうるさくなるから仲良い私に誘わせようとしただけ。
…つまり、私には興味がない。
「えー?笑八神くん?まあ、いいけど、私だけが誘ったら私が八神くんのこと好きみたいになっちゃうから、みんなで行こ?」
これが模範解答だ。
「へっ!?や、八神くんと話すの??」
「ちょまって前髪整えないと」
「るきだいじょぶ?うちのビジュ」
「だいじょぶだいじょぶ」
ほら。やっぱり。 3人とも嬉しそう。 これでいいんだ。これで。
でも問題は別のところにある。
私が誘ったところで八神くんが了承してくれるかどうかだ。
…もし、八神くんが嫌がったら、杉本さんたちはがっかりする。
で、別に必要でもない私と行動を共にしなければならない。
さすがに自分達から誘ったから八神くんいないからやっぱいいやとは言えないはずだ。
そーいうのになるのはいや。
だから、お願い、八神くん…。
「ねぇ、八神くん」
私が話しかけると八神くんは一瞬嫌そうな顔をした。
けどすぐいつものイケメンスマイルに戻った。
「どうした?ここな。」
…ん?なんで今下の名前呼びした?
「え、八神くんここなのこと下の名前呼びした?」
「ここなちゃん、八神くんとそんな仲良いの?」
「え…」
ちょっと待って八神くん。後ろの人たちがショック受けてるって。
私なんかが下の名前呼びされてるからショック受けてるって。
目で訴えかけても八神くんは知らんぷり。
「ここななんか用があるから話しかけたんじゃないの?」
「あっえっうんあのさ、私杉本さんたちと同じグループになったんだけど、八神くん私たちのグループ入らない?」
まあ、役目は果たさないと。
あとでのことはとりあえずいいや… きっと考えても解決しない。
「ん?いいよ」
「えいいの!」
「八神くんありがとぉ!」
「よろしくね!」
…誘ってあげたの私なんだけど。 私には…まあないか。
これでとりあえずま一件落着。
と思ったら八神くんが近づいてきた。
あの時みたいに。
そして、耳元でこういった。
「ふざけんな。修学旅行覚悟してろよ」
…最悪の修学旅行になりそうだ。
私は薄々気づいていた。
このとき、後ろで杉本さんたち3人が私のことを睨んでいることを。 それなのに、危機感を持たなかった私がバカだった。