めじるしチャームの怪

その後ろを大樹が慌ててついてきた。
「だってさぁ、オレも航ちゃんもあのガチャガチャ散々やってるじゃん。でも出ないなんておかしいってぇ。だいたい、四種類目があるなんて誰が言い出したんだよ」
そう言われて思い出そうとしたけれど、上手くいかなかった。
四種類目のめじるしチャームの噂はいつの間にか広まっていて、今では知らない子供はいないくらいだ。
あの駄菓子屋にはいつも百円玉を握り締めた小学生が群がっている。
「誰が言い出したかは知らねぇけどさ、願いが叶うなら絶対に手に入れたいだろ」
「そこまでして、航ちゃんは一体なにを叶えたいんだよ?」
そう聞かれて俺は立ち止まり、振り向いた。
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