めじるしチャームの怪

☆☆☆

それからも毎日学校の帰りに駄菓子屋に寄り道してはガチャガチャを回した。
けれど四種類目のめじるしチャームは出てこない。
「これでキリンは3つ目。ライオンも3つで、ゾウはふたつ」
大樹が俺の隣でいちいちため息をつく。
人がガチャガチャで手に入れたものを覚えていることも嫌味っぽい。
「きっと、明日には四種類目が出る」
「航ちゃん、そんなんよりサッカーして遊ぼうよ。こんなの時間の無駄だよ」
「なんだと!?」
また大樹の頭に拳をぶつけようとしたとき、駄菓子屋から70代後半の男が出てきた。
< 26 / 139 >

この作品をシェア

pagetop