めじるしチャームの怪

「なんだ、陽太じゃねぇか」
走ってきた陽太が俺の前で立ち止まる。
「航くん、元気そうでよかった」
「はぁ? 元気に決まってんだろ」
「でも、学校に来ないから心配して」
そういえば親が学校には風邪で休むと連絡を入れていたんだと思い出す。
大樹すら心配の連絡をよこしてこないことを思い出して、内心ムッとする。
「そうか、陽太は俺の心配をしてくれてたのかぁ。いいやつだな」
ガハハと笑って陽太の肩に腕を回す。
「う、ううん。あのめじるしチャームの効果があったのかと思って」
「あぁ、効果はあったぜ! 宝くじ一等当選だ!!」
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