先生と、時々涙雲
入部
ーーーートントン
「神田先生いらっしゃいますか?」
初めて入る職員室に先生の姿を探す。
「おう、藤花どうした、入部か?」
「はい、お願いします!」
入部届けを渡した時、お互いの手が少しだけ触れただけでなぜだか少しドキッとした。
「本入部は来週からだけど、いつでも来ていいからな!なんかあったら練習も付き合うからなー」
こっちを見て話しているだけなのに胸の高鳴りがとまらない
歳、近いのかな…?
「せ、先生?」
「ん、なんだ?」
「いや、あの、先生は何歳なんですか?」
「27だけど、どした?」
「27?!ですか、もっと若いと思った!」
「あっはは、藤花って真面目ちゃんかと思ったら意外とおもしろいんだな。よく言われる!」
笑顔で答えてくれる先生の表情に再びドキッとした。