リーガル・ラブ〜イケメン弁護士はお堅い彼女のハートを盗みたい〜
「ね、どうかしたの? 古賀様と何かあった?」
「そういう訳ではないんだけど……。古賀様に、何かお礼をしたいと言われたから、規則で受け取れませんって断ってたの。そしたらそれを不審に思われたみたい」
「ああ、なるほど。優香はガードが堅いもんね。でもそんな規則が本当にあるのか確かめるなんて、ちょっとすごいね。古賀様って警察官なのかしら?」
「違うみたい。ポロッとおっしゃったんだけど、何だっけ……。インハウス牢屋? だったかな。え、待って。どういう意味だろう。家の中の牢屋? やっぱり警察官なのかな?」
すると夏希が吹き出した。
「優香、それきっとインハウスローヤーだよ」
「あっ、そうかも。どういう意味なの?」
「企業内弁護士のこと。なるほどね、だから規則を確かめたかったのか」
弁護士?と優香は驚く。
「どうしよう。私が嘘ついたこと、罪に問われるかな?」
「大丈夫よ、多分ね」
「多分!?」
「だってどんな人かわからないんだもん。重箱の隅をつつくみたいに粗を探す人だっているでしょ?」
「古賀様はそんな方ではないよ。だけど夏希ちゃん、古賀様がインハウスローヤーだってことは忘れて。個人情報保護法違反で訴えられちゃう」
そう口にすると、優香は本気で怖くなってきた。
「どうしよう、訴えられたら」
「でも古賀様が自ら優香にそうおっしゃったんでしょう?」
「そうだけど。あくまで私にだけであって、私から夏希ちゃんに言ったらだめよね?」
「ああ、まあ、うん。そうかもね」
「やっぱり! 訴えられるかな?」
「大丈夫だって。そんな相手に差し入れしたいなんて思わないよ」
夏希は明るく笑い飛ばすが、優香は気が気でない。
「でもこの差し入れも、食べたら何かの罪になるんじゃない? 」
「どういう罪?」
「うーん、不当な報酬を受け取って食べた罪」
あはは!と夏希は声を上げた。
「刑期何年なの? それ」
「わかんない。さすがに執行猶予はつくよね?」
「つくよ、つくつく。大丈夫。ほら、冷めないうちに食べな。昼休憩、今から取っていいよ」
「でも……やっぱり食べずにお返しした方がよくない?」
「そっちの方が罪だよ。人の好意を無下にする罪」
「確かに。そんな言葉あるよね」
「そっ! だからほら、ありがたくいただいておいで。ね?」
夏希に言われて、優香は神妙な顔で頷いた。
「そういう訳ではないんだけど……。古賀様に、何かお礼をしたいと言われたから、規則で受け取れませんって断ってたの。そしたらそれを不審に思われたみたい」
「ああ、なるほど。優香はガードが堅いもんね。でもそんな規則が本当にあるのか確かめるなんて、ちょっとすごいね。古賀様って警察官なのかしら?」
「違うみたい。ポロッとおっしゃったんだけど、何だっけ……。インハウス牢屋? だったかな。え、待って。どういう意味だろう。家の中の牢屋? やっぱり警察官なのかな?」
すると夏希が吹き出した。
「優香、それきっとインハウスローヤーだよ」
「あっ、そうかも。どういう意味なの?」
「企業内弁護士のこと。なるほどね、だから規則を確かめたかったのか」
弁護士?と優香は驚く。
「どうしよう。私が嘘ついたこと、罪に問われるかな?」
「大丈夫よ、多分ね」
「多分!?」
「だってどんな人かわからないんだもん。重箱の隅をつつくみたいに粗を探す人だっているでしょ?」
「古賀様はそんな方ではないよ。だけど夏希ちゃん、古賀様がインハウスローヤーだってことは忘れて。個人情報保護法違反で訴えられちゃう」
そう口にすると、優香は本気で怖くなってきた。
「どうしよう、訴えられたら」
「でも古賀様が自ら優香にそうおっしゃったんでしょう?」
「そうだけど。あくまで私にだけであって、私から夏希ちゃんに言ったらだめよね?」
「ああ、まあ、うん。そうかもね」
「やっぱり! 訴えられるかな?」
「大丈夫だって。そんな相手に差し入れしたいなんて思わないよ」
夏希は明るく笑い飛ばすが、優香は気が気でない。
「でもこの差し入れも、食べたら何かの罪になるんじゃない? 」
「どういう罪?」
「うーん、不当な報酬を受け取って食べた罪」
あはは!と夏希は声を上げた。
「刑期何年なの? それ」
「わかんない。さすがに執行猶予はつくよね?」
「つくよ、つくつく。大丈夫。ほら、冷めないうちに食べな。昼休憩、今から取っていいよ」
「でも……やっぱり食べずにお返しした方がよくない?」
「そっちの方が罪だよ。人の好意を無下にする罪」
「確かに。そんな言葉あるよね」
「そっ! だからほら、ありがたくいただいておいで。ね?」
夏希に言われて、優香は神妙な顔で頷いた。