リーガル・ラブ〜イケメン弁護士はお堅い彼女のハートを盗みたい〜
「早速ですが、こちらをご覧ください」
優香は先ほど開いておいたタブレットのページを壮志に見せる。
「このインテリアメーカーは、高級ホテルにも納品されるほど豪華なジャガード織りのカーテンで有名です。様々なお部屋の雰囲気に合わせて、オーダーメイドでも作ってもらえますよ。前回はその日のうちに必要だったため、既製品を扱う別のショップをご提案いたしましたが、今回はじっくり選んでオーダーメイドで仕上げるのもよろしいかと」
「うん、いいな。実店舗はある? できれば実物を見て決めたい」
「ええ。港区に直営のショールームがございます」
「すぐ近くじゃないか。よし、行こう」
ええ!?と優香は驚いて顔を上げた。
「わたくしも、ですか?」
「そう。俺一人だとまたサイズを間違えそうだ。オーダーメイドでそれは致命的だろ?」
「そうですね。返品や交換はできませんので」
「だから君にも来てほしいけど、強要はできないな。なんか訴えられそうだ」
「そんなことはいたしません」
「そう? じゃあ来てほしい」
優香は視線を落として、しばし思案する。
「これって、合法ですよね?」
「もちろん。誘拐じゃないからね」
「コンシェルジュが住人の方のプライベートに踏み込んでいませんか?」
「この程度で? 俺はもっと踏み込んできてほしいけどね。じゃあここで少し待ってて。車のキーを取ってくる」
立ち上がる壮志に、優香は声を上げた。
「車!? それは古賀様のパーソナルスペースですよね」
「ほんとにお堅いな。俺よりよほど君の方が弁護士に向いてる。とにかく待ってて。いい? 逃げるなよ?」
「え、脅し……?」
「なんだと!? それなら一緒に行こう」
「えっ、あの!」
壮志は優香の腕を取って立たせると、グッと顔を寄せ、優香の唇に人差し指を近づけた。
「しー! 誰かに聞かれるぞ?」
吐息が触れそうな距離でそう言われ、優香は顔を赤くしながら固まる。
「おっ? 大人しくなった」
壮志は何やらご機嫌で優香を促し、エレベーターで25階に上がった。
優香は先ほど開いておいたタブレットのページを壮志に見せる。
「このインテリアメーカーは、高級ホテルにも納品されるほど豪華なジャガード織りのカーテンで有名です。様々なお部屋の雰囲気に合わせて、オーダーメイドでも作ってもらえますよ。前回はその日のうちに必要だったため、既製品を扱う別のショップをご提案いたしましたが、今回はじっくり選んでオーダーメイドで仕上げるのもよろしいかと」
「うん、いいな。実店舗はある? できれば実物を見て決めたい」
「ええ。港区に直営のショールームがございます」
「すぐ近くじゃないか。よし、行こう」
ええ!?と優香は驚いて顔を上げた。
「わたくしも、ですか?」
「そう。俺一人だとまたサイズを間違えそうだ。オーダーメイドでそれは致命的だろ?」
「そうですね。返品や交換はできませんので」
「だから君にも来てほしいけど、強要はできないな。なんか訴えられそうだ」
「そんなことはいたしません」
「そう? じゃあ来てほしい」
優香は視線を落として、しばし思案する。
「これって、合法ですよね?」
「もちろん。誘拐じゃないからね」
「コンシェルジュが住人の方のプライベートに踏み込んでいませんか?」
「この程度で? 俺はもっと踏み込んできてほしいけどね。じゃあここで少し待ってて。車のキーを取ってくる」
立ち上がる壮志に、優香は声を上げた。
「車!? それは古賀様のパーソナルスペースですよね」
「ほんとにお堅いな。俺よりよほど君の方が弁護士に向いてる。とにかく待ってて。いい? 逃げるなよ?」
「え、脅し……?」
「なんだと!? それなら一緒に行こう」
「えっ、あの!」
壮志は優香の腕を取って立たせると、グッと顔を寄せ、優香の唇に人差し指を近づけた。
「しー! 誰かに聞かれるぞ?」
吐息が触れそうな距離でそう言われ、優香は顔を赤くしながら固まる。
「おっ? 大人しくなった」
壮志は何やらご機嫌で優香を促し、エレベーターで25階に上がった。