リーガル・ラブ〜イケメン弁護士はお堅い彼女のハートを盗みたい〜
「皆さま、屋台はこれで終了となります。お住まいのタワーの最上階へお越しください。20時30分から打ち上がる花火を眺めつつ、ドリンクや軽食をお楽しみいただけます」
20時になるとスピーカーでアナウンスがあり、住人たちはぞろぞろとタワーに戻って行く。
優香は?と見ると、屋台の片づけを他のコンシェルジュに任せて、サウスタワーへと向かうようだった。
壮志は近づいて、優香が手にしているコンテナボックスを横から持つ。
「戸倉さん、荷物持つよ」
「え? そんな、大丈夫です。住人の方にそんなことはさせられませんから」
「浴衣の女の子に持たせて手ぶらでいる男なんて、情けない限りだ。ほら、行くよ」
強引に奪って歩き出すと、優香もついて来た。
「ありがとうございます、古賀様」
「どういたしまして。なんだかいい匂いがするね。焼きそばが入ってるの?」
「はい、それからアメリカンドッグも。ドリンクは既に運び込んであります。椅子も並べてありますので、古賀様もお好きな席で召し上がってくださいね」
「ありがとう。準備も大変だっただろ? 朝からずっと?」
「ええ。その代わり明日はオフにしてもらったので、今日は最後まで働きます」
明日はオフ!?と、壮志は途端に頬を緩めてニヤリとしてしまった。
エレベーターを待つ間、さり気なく話を切り出す。
「戸倉さん、実はカーテンをオーダーした時のスタッフから連絡があったんだ。仕上がったから、明日にでも確認に来てくれないかって」
「カーテン、出来上がったんですね! どんな感じに仕上がったんでしょう」
ワクワクした様子で、優香は宙に目をやる。
「君にも確認してほしいと言われたよ。イメージ通りに仕上がっていなければ、手直しも無料で承れますって」
「そうなのですね。生地はサンプルを見たから大丈夫だと思いますけど、ジャガード織りの刺繍が気になりますね。絵柄がどんなふうに出ているのか……」
「それを君に見てほしい。明日、午後からでも時間を作ってもらえないかな?」
「かしこまりました。予定しておきますね」
「ありがとう。車で君の部屋まで迎えに行くから」
その時エレベーターが到着して、他の住人と一緒に乗り込む。
階数ランプの明かりが上がっていくのを見ながら、壮志の気持ちも舞い上がりそうになった。
20時になるとスピーカーでアナウンスがあり、住人たちはぞろぞろとタワーに戻って行く。
優香は?と見ると、屋台の片づけを他のコンシェルジュに任せて、サウスタワーへと向かうようだった。
壮志は近づいて、優香が手にしているコンテナボックスを横から持つ。
「戸倉さん、荷物持つよ」
「え? そんな、大丈夫です。住人の方にそんなことはさせられませんから」
「浴衣の女の子に持たせて手ぶらでいる男なんて、情けない限りだ。ほら、行くよ」
強引に奪って歩き出すと、優香もついて来た。
「ありがとうございます、古賀様」
「どういたしまして。なんだかいい匂いがするね。焼きそばが入ってるの?」
「はい、それからアメリカンドッグも。ドリンクは既に運び込んであります。椅子も並べてありますので、古賀様もお好きな席で召し上がってくださいね」
「ありがとう。準備も大変だっただろ? 朝からずっと?」
「ええ。その代わり明日はオフにしてもらったので、今日は最後まで働きます」
明日はオフ!?と、壮志は途端に頬を緩めてニヤリとしてしまった。
エレベーターを待つ間、さり気なく話を切り出す。
「戸倉さん、実はカーテンをオーダーした時のスタッフから連絡があったんだ。仕上がったから、明日にでも確認に来てくれないかって」
「カーテン、出来上がったんですね! どんな感じに仕上がったんでしょう」
ワクワクした様子で、優香は宙に目をやる。
「君にも確認してほしいと言われたよ。イメージ通りに仕上がっていなければ、手直しも無料で承れますって」
「そうなのですね。生地はサンプルを見たから大丈夫だと思いますけど、ジャガード織りの刺繍が気になりますね。絵柄がどんなふうに出ているのか……」
「それを君に見てほしい。明日、午後からでも時間を作ってもらえないかな?」
「かしこまりました。予定しておきますね」
「ありがとう。車で君の部屋まで迎えに行くから」
その時エレベーターが到着して、他の住人と一緒に乗り込む。
階数ランプの明かりが上がっていくのを見ながら、壮志の気持ちも舞い上がりそうになった。