リーガル・ラブ〜イケメン弁護士はお堅い彼女のハートを盗みたい〜
悩む日々が続く。
壮志は変わらず毎日連絡をくれるが、弱音を吐いたり相談する訳にはいかない。
わがままを言っているのは自分なのだから。
優香は仕事中、ふと手にしたボールペンに目を落とした。
それはシーワールドで壮志と贈り合ったもの。
ベルーガが描かれたきれいなペールグリーンのボールペンを、優香はじっと見つめる。
楽しかったあの日の思い出が蘇ってきた。
(また行きたいな、壮志さんと一緒に)
その時、バックオフィスから夏希がやって来て声をかけられる。
「お疲れ様。ポジション変わるね」
「ありがとう。引き継ぎ事項は特にないです」
「了解」
立ち上がって夏希に席を譲り、次の持ち場のメインロビーに向かおうとした時だった。
「優香、何か悩んでる?」
ふいにそう訊かれてドキッとする。
「え? そんなことないよ」
「そう? でもここしばらく元気ないね。今夜二人で飲みに行かない?」
「二人で? 篠原さんは?」
「今夜は深夜勤務なの」
「そっか。うん、わかった。それなら久しぶりに夏希ちゃんと二人でおしゃべりしたい」
「私もよ。じゃあ、あとでね」
うん、と頷いてその場をあとにした。
壮志は変わらず毎日連絡をくれるが、弱音を吐いたり相談する訳にはいかない。
わがままを言っているのは自分なのだから。
優香は仕事中、ふと手にしたボールペンに目を落とした。
それはシーワールドで壮志と贈り合ったもの。
ベルーガが描かれたきれいなペールグリーンのボールペンを、優香はじっと見つめる。
楽しかったあの日の思い出が蘇ってきた。
(また行きたいな、壮志さんと一緒に)
その時、バックオフィスから夏希がやって来て声をかけられる。
「お疲れ様。ポジション変わるね」
「ありがとう。引き継ぎ事項は特にないです」
「了解」
立ち上がって夏希に席を譲り、次の持ち場のメインロビーに向かおうとした時だった。
「優香、何か悩んでる?」
ふいにそう訊かれてドキッとする。
「え? そんなことないよ」
「そう? でもここしばらく元気ないね。今夜二人で飲みに行かない?」
「二人で? 篠原さんは?」
「今夜は深夜勤務なの」
「そっか。うん、わかった。それなら久しぶりに夏希ちゃんと二人でおしゃべりしたい」
「私もよ。じゃあ、あとでね」
うん、と頷いてその場をあとにした。