リーガル・ラブ〜イケメン弁護士はお堅い彼女のハートを盗みたい〜
通い合う気持ち
行きつけの店へと車を走らせながら、壮志はスッと横目で優香の様子をうかがう。
目に浮かぶ涙をさり気なく拭ったのに気づき、胸が締めつけられた。
(どうしたというんだ?)
何かを思い詰めているように見えるが、とにかく自分に連絡してくれてよかったと壮志は思った。
(何があっても俺が優香を守る)
そう心に誓ってハンドルを握りしめた。
「いらっしゃいませ。おっ、壮志。今日はどうした?」
モダンなオフィスビルの最上階にある、隠れ家のようなバーに入ると、マスターが破顔して出迎える。
「予約せずにすまない。個室は空いてるか?」
「もちろん。VIPにしかご案内しないからね。どうぞ」
「助かるよ、ありがとう」
そして壮志は優香を振り返って紹介した。
「高校の同級生なんだ。マスターの川瀬」
「そうなのですね」
優香はにこやかに川瀬に挨拶する。
「初めまして、戸倉と申します」
「初めまして、マスターの川瀬です。いやー、嬉しいな、壮志が彼女を連れて来てくれるとは」
「えっ、あの……」
「戸倉さん、でしたよね。こいつ、モテるのに恋愛には奥手で。だから君みたいに純真そうな彼女ができたなんて、俺も親友として嬉しいよ。無愛想なヤツだけど、よろしくね」
「おい、川瀬」と壮志は口を挟む。
「いいから早く案内しろ」
「はいはい。今夜はとっておきのおもてなしをさせていただきますよ。こちらへどうぞ」
奥の個室に案内されると、大きなガラス窓から東京の夜景が一望できた。
キャンドルが灯る窓際のソファに優香と並んで座ると、川瀬が優香にアルコールメニューを差し出して尋ねる。
「お嬢さん、何がよろしいですか?」
「ノンアルコールカクテルを、おまかせでお願いできますか?」
「かしこまりました。あなたのイメージで素敵なカクテルをお作りしますね」
そして壮志には「ノンアルコールシャンパンでいいか?」と確認した。
「ああ、頼む」
「了解。お嬢さん、少々お待ちを」
川瀬は右手を胸に当てて、うやうやしく頭を下げてから出て行った。
目に浮かぶ涙をさり気なく拭ったのに気づき、胸が締めつけられた。
(どうしたというんだ?)
何かを思い詰めているように見えるが、とにかく自分に連絡してくれてよかったと壮志は思った。
(何があっても俺が優香を守る)
そう心に誓ってハンドルを握りしめた。
「いらっしゃいませ。おっ、壮志。今日はどうした?」
モダンなオフィスビルの最上階にある、隠れ家のようなバーに入ると、マスターが破顔して出迎える。
「予約せずにすまない。個室は空いてるか?」
「もちろん。VIPにしかご案内しないからね。どうぞ」
「助かるよ、ありがとう」
そして壮志は優香を振り返って紹介した。
「高校の同級生なんだ。マスターの川瀬」
「そうなのですね」
優香はにこやかに川瀬に挨拶する。
「初めまして、戸倉と申します」
「初めまして、マスターの川瀬です。いやー、嬉しいな、壮志が彼女を連れて来てくれるとは」
「えっ、あの……」
「戸倉さん、でしたよね。こいつ、モテるのに恋愛には奥手で。だから君みたいに純真そうな彼女ができたなんて、俺も親友として嬉しいよ。無愛想なヤツだけど、よろしくね」
「おい、川瀬」と壮志は口を挟む。
「いいから早く案内しろ」
「はいはい。今夜はとっておきのおもてなしをさせていただきますよ。こちらへどうぞ」
奥の個室に案内されると、大きなガラス窓から東京の夜景が一望できた。
キャンドルが灯る窓際のソファに優香と並んで座ると、川瀬が優香にアルコールメニューを差し出して尋ねる。
「お嬢さん、何がよろしいですか?」
「ノンアルコールカクテルを、おまかせでお願いできますか?」
「かしこまりました。あなたのイメージで素敵なカクテルをお作りしますね」
そして壮志には「ノンアルコールシャンパンでいいか?」と確認した。
「ああ、頼む」
「了解。お嬢さん、少々お待ちを」
川瀬は右手を胸に当てて、うやうやしく頭を下げてから出て行った。