銀河の雫
月曜の朝。
確かに休憩中に聞かれた内容はまずかった。
けど、本人を知っていて言った訳じゃない。
それは所長だって分かっているはず。
……悪いのは私なんだ。
素直に謝ろう。
それで切られるなら、仕方ないか。
また、新しいところを探すしかない。
「おはようございます」
執務室に入ると、視線を動かし所長を探す。
青山さんが寄り添うように立って、談笑しているのが目に飛び込んできた。
このふたり、相当仲がいいんだな。
目がキラキラしていて、うっとりとした表情がすべてを物語っている。
……間違いない。
青山さんは所長が好きなんだ。
所長は……どうなんだろう。
あんなに冷たく帰宅するよう促したのは……
もしかしてふたりは付き合っていて、それを知られたくない……とか?
まぁ、私には関係のないことだな。
いやいや……それより例の件だ。
青山さんが自席に戻ったら切り出そうか……
机の上を整えながら、チャンスを待った。
けれど、なかなか会話は終わりそうにもない。
「月浦さん、改めてよろしくお願いします」
隣の席の斎藤さんが、私に話しかけてくれた。
すごく背が高くて、がっちりした職員さんだ。
とにかく声が大きく、朗らかによく笑う。
誰かが代わる代わる話しかけに来て、とても人望があるんだと、すぐに気が付いた。
ふと、左手の薬指に銀色のリングが光っているのが目に入る。
こんなに性格の良さそうな男性だもん。
まぁ、そうだよね。
無意識に自分の左手をさすった。
胸がつきっと痛む。
まぁ、とにかく、隣の席になった人が性格良さそうな人で本当に良かった。
確かに休憩中に聞かれた内容はまずかった。
けど、本人を知っていて言った訳じゃない。
それは所長だって分かっているはず。
……悪いのは私なんだ。
素直に謝ろう。
それで切られるなら、仕方ないか。
また、新しいところを探すしかない。
「おはようございます」
執務室に入ると、視線を動かし所長を探す。
青山さんが寄り添うように立って、談笑しているのが目に飛び込んできた。
このふたり、相当仲がいいんだな。
目がキラキラしていて、うっとりとした表情がすべてを物語っている。
……間違いない。
青山さんは所長が好きなんだ。
所長は……どうなんだろう。
あんなに冷たく帰宅するよう促したのは……
もしかしてふたりは付き合っていて、それを知られたくない……とか?
まぁ、私には関係のないことだな。
いやいや……それより例の件だ。
青山さんが自席に戻ったら切り出そうか……
机の上を整えながら、チャンスを待った。
けれど、なかなか会話は終わりそうにもない。
「月浦さん、改めてよろしくお願いします」
隣の席の斎藤さんが、私に話しかけてくれた。
すごく背が高くて、がっちりした職員さんだ。
とにかく声が大きく、朗らかによく笑う。
誰かが代わる代わる話しかけに来て、とても人望があるんだと、すぐに気が付いた。
ふと、左手の薬指に銀色のリングが光っているのが目に入る。
こんなに性格の良さそうな男性だもん。
まぁ、そうだよね。
無意識に自分の左手をさすった。
胸がつきっと痛む。
まぁ、とにかく、隣の席になった人が性格良さそうな人で本当に良かった。