アイドル・プロデュース!
車で移動中? の時、ふと慎太郎さんが思い付いたように呟いた

「ごめんね急に連れ出したりして…」

申し訳なさそうに言う慎太郎さんを責める気も起きず、「気にしないで下さい」と伝える

さっきもそうだけど、優しい人なんだろうな…。

「そういえば碧音ちゃんは目が悪いの?」

「えっ?」

「そのメガネ
凄く分厚いなーって思って。」

「お兄ちゃんに着けるように言われてて…
目はいい方なんです。」

お兄ちゃんって、優しいけどちょっぴり過保護なんだよねぇ…。

そう伝えると、「へぇ〜」と微笑む慎太郎さん

窓に肘をかけた姿は、本当にさまになっていて芸能人なんじゃないか…と疑った

「じゃっ
一旦眼鏡外してみよーっ!」

「へっ!?
あっ…ちょっ…!」

突然眼鏡を慎太郎さんに取られる

すると慎太郎さんが目を凄く見開いて「碧音ちゃん…貴方…」と呟く

自分の顔が酷いことは知ってるから、傷つきはしないけれど…

多分凄く酷いんだろうな…

慎太郎さん固まっちゃったし…。

「…あの、慎太郎さん…?」

声をかけると、ハッとしたようにして私に眼鏡を戻してくれた

「…眼鏡は…外さない方がいいと思う。」

「はい…。」

酷すぎるから外さないようにって事だよね…。

そのままさっきまでの明るい空気と一転して、静かな空気のまま移動は進んだ
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