世界で一番大切な親友へ
けれどそこには、優しく揺れる花とお揃いの髪飾りがあるだけで、やっぱり誰もいない


「……そっか。うん、バイバイ」


愛おしそうに微笑んで、私はもう一度前を向く。


その拍子に、私の髪飾りが、小さく綺麗に音を立てた



――チリン



それはまるで、またねと笑う乃愛の返事のように、静かな墓所に優しく響き渡った。



〜番外編 fin〜
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