世界で一番大切な親友へ
[番外編]半年後の美優
「ねえ、美優。もし私が生まれ変わったら、今度は絶対に美優より背が高くなって、守ってあげるからね」
病室の白いベッドの上で、乃愛はいつもの悪戯っぽい笑顔でそんなことを言っていた
細くなった腕、青白い肌
だけど、その大きな瞳だけは、いつも星みたいにキラキラと輝いていた
重い心臓病を患っていた乃愛は、高校2年の冬、その約束を果たせないまま遠い空へと旅立ってしまった
乃愛がいなくなってから、半年
私は、乃愛のいない高校の教室で、ただ息をしているだけのような毎日を過ごしていた
「美優、乃愛ちゃんがいないと寂しいね」
クラスメイトにそう声をかけられるたび、私は作り笑顔で「そうだね」と答える
だけど本当は、寂しいなんて言葉じゃ足りない