世界で一番大切な親友へ
「急にどうしたの? 改まっちゃって。私たち、小学校からの付き合いじゃん。今更そんなこと言わなくても分かってるよ」


「ふふ、そうだよね。でもね、ちゃんと言葉にして伝えておきたかったの。美優はいつも私の前を走って、手を引っぱってくれた。美優がいたから、私は……」


乃愛はそこで一度言葉を切り、胸のあたりをそっと右手で押さえた


一瞬だけ、その顔が苦しそうに歪んだのを、美優は見逃さなかった


「乃愛……? やっぱり、まだ身体が痛むの?」


「……ううん、大丈夫。なんでもないの」


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